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XM(XMTrading)では「スタンダード口座」「マイクロ口座」「KIWAMI極」「XM Zero口座」の4種類の取引口座が提供されています。
KIWAMI極口座、Zero口座に関しては「スプレッドが狭い口座」という明確なすみ分けがなされている一方で、スタンダード口座とマイクロ口座はほぼ違いがありません。
スタンダード口座とマイクロ口座のどちらを選べばよいか分からない!とお悩みの方へ向けて、スタンダード口座とマイクロ口座の違いをわかりやすくまとめました。
記事の目次
スタンダード口座とマイクロ口座の違いは3つだけ
さっそく、スタンダード口座とマイクロ口座の違いについてみていきましょう。
結論から述べると、スタンダード口座とマイクロ口座の違いは次の3つだけです。
- ロットと価値とpipsあたりの損益
- 最小ロットと最大ロット
- 通貨ペアの表示名
それぞれ違いについて詳しく解説します。
ロットと価値とpipsあたりの損益

XMの取引プラットフォーム「MetaTrader」では、ポジションの量のことを「ロット」と表しますが、スタンダード口座とマイクロ口座ではロットあたりの価値に100倍の差があります。
スタンダード口座における1ロットの価値は100,000通貨となっていますが、マイクロ口座ではその100分の1の1,000通貨となります。つまり、マイクロ口座でいう100ロットとスタンダード口座の1ロットは等価値となるわけです。
ロット数 | スタンダード口座 | マイクロ口座 |
---|---|---|
0.01ロット | 1,000通貨 | 10通貨 |
0.05ロット | 5,000通貨 | 50通貨 |
0.1ロット | 1万通貨 | 100通貨 |
0.5ロット | 5万通貨 | 500通貨 |
1ロット | 10万通貨 | 1,000通貨 |
10ロット | 100万通貨 | 1万通貨 |
よって、pipsあたりの損益も100倍の差があります。
円建て口座でUSDJPYを取引すると仮定した場合、スタンダード口座で1ロット取引すると1pipsあたりの損益は1,000円となりますが、マイクロ口座で1ロット取引すると1pipsあたりわずか10円です。
最小ロットと最大ロット

最小ロットと最大ロットにも違いがあります。
スタンダード口座は最小1,000通貨〜最大500万通貨なのに対し、マイクロ口座は最小10通貨〜最大10万通貨となっています。(MT5のマイクロ口座は最小0.1ロット = 100通貨)
スタンダード口座では1回で最大500万通貨まで投入できますが、マイクロ口座では1回10万通貨までで、10万通貨を超える場合は2回以上に分けて投じる必要があるのです。
ちなみに、保有可能ポジションはどちらの口座も最大200ポジションまで。スタンダード口座では500万通貨 x 200ポジション = 10億通貨まで、マイクロ口座では10万通貨 x 200ポジション = 2,000万通貨まで持てます。
通貨ペアの表示名

取り扱い銘柄は両口座共通ですが、マイクロ口座では通貨ペアの末尾に「micro」が付きます。例えば、USDJPYの場合は「USDJPYmicro」、EURUSDの場合は「EURUSDmicro」、GOLDの場合は「GOLDmicro」など。
マイクロ口座でも株式CFDや仮想通貨CFD等を取引できますが、それらには「micro」が付いていないため、1ロットの価値はスタンダードと同じになります。
スタンダード口座とマイクロ口座 比較表
スタンダード口座 | マイクロ口座 | |
---|---|---|
口座の方式 | STP方式 | |
1lotの価値 | 10万通貨 | 1,000通貨 |
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | MT4:0.01(10通貨) MT5:0.1(100通貨) |
最大ロット | 50(500万通貨) | 100(10万通貨) |
レバレッジ | 1倍~888倍 | |
スプレッド | やや広い | |
手数料 | 無し | |
追証 | 無し | |
ゼロカット | あり | |
ロスカット水準 | 20%以下 | |
プラットフォーム | MT4/MT5 | |
最低入金額 | 5ドル | |
信託保全 | あり | |
口座開設ボーナス | あり | |
入金ボーナス | あり | |
ロイヤルティプログラム | あり | |
FX通貨ペア | 57種類 | |
株式現物指数 | 18種類 (両口座共に1ロット = 10万通貨) | |
株式先物指数 | 12種類 (両口座共に1ロット = 10万通貨) | |
コモディティ | 8種類 (両口座共に1ロット = 10万通貨) | |
貴金属 | 4種類 (ゴールドとシルバー除いて両口座共に1ロット = 10万通貨) | |
エネルギー | 5種類 (両口座共に1ロット = 10万通貨) | |
仮想通貨 | 5種類 (両口座共に1ロット = 10万通貨) |
貰えるボーナスに違いはある?
XMでは様々なボーナスを提供しています。
- 口座開設13,000円ボーナス
- 500ドルまでの100%入金ボーナス
- 10,000ドルまでの20%ボーナス
- XMロイヤルティプログラム
- 友人紹介ボーナス
「スタンダード口座とマイクロ口座で貰えるボーナスが異なるのでは?」と心配する声も聞こえてきそうですが、どちらの口座を選んでも貰えるボーナスは全く同じです。
マイクロ口座だからといって、ボーナスが限定されることはありません。
XMで貰える各ボーナスについて、さらに詳しく知りたい方は、コチラ▼の記事をお読みください。
多く選ばれているのはどっち?

参考までに、当ブログ経由で口座を開設している約70%のトレーダーが「スタンダード口座」を、約20%が「マイクロ口座」を選んでいます。(XM Zero口座は10%以下)
やはり、少額から大口ロットまで幅広く対応できるスタンダード口座が断トツ人気です。
スタンダード口座とマイクロ口座、どっちを選べば良いの?
スタンダード口座か、それともマイクロ口座か。どちらを選ぶべき?と悩んだとき、決め手となるのはズバリ投資額と投資経験です。
明確な区分はありませんが、ざっと次のようなイメージで選ぶと良いでしょう。
数万円の資金で始めるなら「スタンダード口座」
1万円~2万円程度の資金が用意できる方は、「スタンダード口座」を選ぶのが最適です。
スタンダード口座は最小1,000通貨から取引できます。
仮に、1,000通貨のポジションを持って100pips逆行してしまっても、損失は1,000円程度に収まるので、数万円の証拠金があれば大きな痛手にはなりません。
少額トレードには「マイクロ口座」が最適
「いきなり数万円の資金を晒すのは怖い」「1,000円くらいでお試しトレードをしてみたい」など、少額からトレードを始めたい方には「マイクロ口座」をおすすめします。
マイクロ口座ならスタンダード口座よりもさらに少ない最小10通貨(MT5の場合は100通貨)から取引できるので、少ない利益を地道に積み上げるのには向いています。
しかし、マイクロ口座の最大ロットは100lot (10万通貨)で、それ以上のポジションを持ちたいときは分割して注文しなくてはならないので、ある程度資金が貯まってきたらスタンダード口座へ乗り換えることをおすすめします。
FX以外のCFDも取引したいならスタンダード口座一択
先述したとおり、マイクロ口座で1/100の少ロットで取引できるのは、FX通貨ペアとGOLD・SILVERのみ。
FX以外のCFD商品、例えば日経225やNYダウといった株式指数、原油、コモディティなどを幅広く取引したいなら、自ずと「スタンダード口座」の一択になります。
迷ったら「スタンダード口座」を選びましょう!
「自分にはどっちの口座が適しているかわからない」と迷ってしまったら、ひとまず「スタンダード口座」を選んでおけば間違いありません。
少資金だからといって必ずしもマイクロ口座を選ぶ必要はありませんし、スタンダード口座ならXMの全ての銘柄を取引できるので、結局いちばんバランスが良いのはスタンダード口座なのです。
追加口座を作れば併用できます
XMでは一人で最大8つまで取引口座を持てますので、初めに作った口座が気に入らなくても後から変更できます。
- マイクロ口座を使い始めたけど、スタンダード口座へ乗り換えたい
- マイクロ口座からスタンダード口座へ切り替えたい
- スタンダード口座とマイクロ口座を使い分けたい
という方は、ぜひ追加口座を検討しましょう。
既に口座の有効化(本人確認書類と住所確認書類の提出)を済ませてあれば、2口座以降は書類提出無しで簡単に作れます。
XMのマイページへログイン後、「追加口座を開設する」というボタンをクリックして手続きを進めましょう。
追加口座を作る方法や複数口座の活用術などは、コチラ▼の記事にて超詳しくまとめています。
XM Zero口座ってどうなの?
スタンダード口座とマイクロ口座とは別に「XM Zero口座」も存在します。
XM Zero口座は他の2口座とは全くの別物で、スプレッドが狭くなっている代わりに取引のたびに取引手数料が引かれるECNタイプの取引口座です。
スプレッドと取引手数料が二重で取られるので損した気分になりますが、そもそもスプレッドが極めて狭いため、取引手数料を加味しても実質コストはスタンダード・マイクロ口座よりも安くなります。
XM Zero口座についてさらに詳しく知りたい方は、別記事「スプレッドが狭いXM ZERO(ゼロ)口座ってどう?」をお読みください。Zero口座のメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。
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