プロ向けFXブローカーと名高い「Tradeview Forex」にまつわる全ての情報をまとめました。
会社概要や保有するライセンスの信頼性、資金の保全体制、各口座の特徴や違い、入出金方法、口座の開設方法などなど…。詳しくご紹介します。
記事の目次
Tradeviewの総合評価・メリット・デメリット
Tradeview Forexの強みはマーケット直結のECN方式が故の透明性と約定力の高さ、業界最安級の取引コスト、それから信頼性の高いケイマンライセンス。
Tradeviewは取引環境に全力を注いでいるブローカーです。「MT4 ILC口座」「MT5口座」「cTrader口座」はいずれもマーケット直結のECN方式で、個人投資家向けとしては最もクリーンな環境で取引できるほか、スプレッドは平均0.2pipsと激狭で、取引手数料も1ロット(10万通貨)あたり往復5ドルと業界最安水準。
ECN方式のみならず、「MT4 X Leverage スタンダード口座」と「Viking口座」という2つのSTP口座も提供していて、計5つの口座から自身の用途とトレードスタイルに合うものをチョイスできます。
ブローカーの信頼性をはかるうえで最重要ともいえるのが金融ライセンス。Tradeviewは世界トップクラスの信頼性を誇るケイマン諸島金融庁のライセンスを取得しており、XMが保有しているキプロス(CySEC)ライセンスおよびセーシェルライセンスやAXIORYが保有しているベリーズライセンスよりも強力です。資金管理もそのライセンスに見合った盤石なもので、スペイン最大のサンタンデール銀行での分別管理に加え、最大35,000ドルの信託保全にも入っています。
デメリットらしいデメリットは殆ど見当たらないブローカーですが、唯一難点(?)を挙げるとすればボーナスが一切用意されていないことと、最小入金額が1,000ドル~でやや敷居が高いこと。
駆け出しトレーダーのうちはボーナス豪華なXMやHotForexで稼いで、ある程度の軍資金ができ次第Tradeviewへ乗り換える、というのもありでしょう。
参考までに、当サイトの「海外FX業者をレビューしてギフト券を貰おうキャンペーン」より寄せられた、Tradeviewのユーザーレビューをご紹介します。
約定力 | 1秒以内で割とサクサク約定する。100万通貨以上になるとやや鈍化する。 |
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スプレッド | スプレッドは安定して狭い。手数料がかかるので注意。 |
取引ツール | MT4は取引ツールとしてメジャーで使いやすいが、発注関連はイマイチ。 |
取扱銘柄 | メジャーどころはあるので問題なし。 |
ボーナス | 利用なし |
入出金 | Bitwallet対応なので早くて安心。手数料も安い。 |
サポート体制 | レスポンスは営業日であれば24時間以内にはある感じ。 |
約定力 | スピードは全く問題ありません。 |
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スプレッド | 手数料は高く感じます。 |
取引ツール | MT4自体が初心者には難しく感じます。初心者向けに機能を絞ったツールがあると良いと思います。S/L, T/Pなど、初心者には用語が難しいです。 |
取扱銘柄 | 2,3の通貨ペアしか取引しませんが、豊富に感じます。 |
ボーナス | ボーナスは利用していません。 |
入出金 | クレカ経由の入金でしたが、反映に時間がかかりました。XMの方が早かったです。 |
サポート体制 | 申し込み規約が英語のため、できれば重要な点だけでも日本語訳がついていると助かります。 |
約定力 | 即約定します。しかし、少しだけ滑るような気もします。 |
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スプレッド | タイタンと比べると狭い、アキシオリーと比べると同等。xmやゲム 、is6と比べると激狭。 |
取引ツール | mt4なので使いやすい。しかし、トレードビューのmt4は1分足の形成が少し汚いような気はします。 |
取扱銘柄 | 通貨も商品も株式指数もできます。ビットコインもありますね。私は基本メジャー通貨ペアとダウ、日経くらいしかやらないですが。 |
ボーナス | ボーナス利用していません |
入出金 | ビットウォレットからの入金は即時反映ではない。ビットウォレットへの出金も早い時もあり、12時間経っても出金されてない場合もあり。 |
サポート体制 | 少しわかりにくい。サクサクは動かない。出金ページは入金ページの下部にあり、スクロールが面倒だ笑 |
約定力 | 約定速度は申し分なく滑りも少ないですが、最近たまにMT4の回線不通エラーが発生します(泣) |
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スプレッド | エックスエムで取引していたこともあり、かなり狭く感じます |
取引ツール | MT4の回線不通エラーで悩まされているので、MT5かシートレーダーを検討中 |
取扱銘柄 | 非常に多く、CFDも充実しています |
ボーナス | TradeViewにボーナスはありません |
入出金 | 今はカード入金と海外送金で対応していますが、そろそろビットウォーレットの口座作ろうと思っています |
サポート体制 | エックスエムよりもページが複雑で、日本語と英語が混ざっているのが少し気になります |
約定力 | スキャルピングが主で、時には秒スキャや指標スキャも行いますがストレスフリーです。さすがはインターバンク直結のcTRADER。 |
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スプレッド | これまで使ってきたiFOREXとの差は歴然で、主要通貨は驚くほど狭いです。USDJPYならコミッション含んでも1ピップ未満でしょうか。これもcTRADERのメリットでしょう。 |
取引ツール | デモ口座でMETATRDERも試しましたが、cTRADERのほうが使いやすくて動作も軽快です。一発で日本時間に合わせられますし、建玉を変えたり分割決済もできて便利この上ないですね。 |
取扱銘柄 | 文句なしです。 |
ボーナス | ボーナスがないため出金時に手こずりません。まとまった資金を用意できる人は絶対にボーナスの無い口座を選ぶべきです。 |
入出金 | BITWALLETしか使っていません。いくらばかりか手数料が掛かりますが便利です。 |
サポート体制 | サイトの作りが分かりにくいかなと感じました。それから随所に不自然な日本語が見受けられます。個人的には問題ありませんが。 |
Tradeviewの会社概要と信頼性
ケイマンライセンスを持つ老舗ブローカー
Tradeview LTDは「Tradeview Forex」「Tradeview Stocks」「Trade Gate Hub」「Tradeview Prime」の計4つのサービスを展開するインターネット証券会社で、実は2004年から運営されている超老舗です。
現在はイギリス領ケイマン諸島最大の島であるグランドケイマン(Grand Cayman)に籍を置いています。所在地はGrand Cayman, KY1-1002; 103 S Church Street. Harbour Place, 4th floor, Cayman Islands。
ケイマン諸島といえば言わずとしれたタックスヘイブンで、約300の銀行に約800の保険会社、そして約1万ものファンドなどなど、世界中の金融機関が集まっています。それらを監視しているのが、世界トップレベルの信頼性があるといわれるケイマン諸島金融庁(CIMA)で、TradeviewもCIMAのライセンス(登録番号:585163)を取得済みです。
ライセンスに関しては万全といって良いでしょう。
分別管理+最大35,000ドルの信託保全
Tradeviewは顧客から預かった証拠金と利益分をすべて分別管理しています。分別管理先の銀行は、スペイン最大のメガバンク「サンタンデール銀行」(Banco Santander S.A.)です。
信頼の置ける信託銀行に預けるのが一般的で、その場合はFX業者が倒産しても顧客の資金は保全されます。しかし、単に銀行に預けていたり社内の金庫等で保管されている場合は業者の資産とみなされ、業者が倒産すると差し押さえられる可能性があるため安全とは言い切れません。
また、最大35,000ドル = 約380万円の信託保全も導入されているので、仮にTradeviewとサンタンデール銀行が倒産したとしても顧客一人につき35,000ドルまでは補償されます。
ゼロカットと追証の有無
国内業者は例外なく「追証」(おいしょう)が設けられています。追証とは「追加証拠金」の略称で、証拠金の維持率が一定水準を下回った場合に発生する追加の担保で、ひとたび発生した追証は必ず支払わなければなりません。
スイスフランショックやイギリスEU離脱国民投票のようなビッグイベントの際、相場は目まぐるしく変動するため、本来頼りになるはずの「強制ロスカット」が発動しないことがあります。あまりにも相場変動が大きいと、口座残高がゼロを振り切ってマイナスへ達してしまう恐れもあり、そのマイナス分は全額追証として請求されますので、常に不意の借金のリスクを抱えた状態で取引することになります。
一方の海外FXは、「追証なし・ゼロカット制度あり」が当たり前で、Tradeviewでも全ての口座に対しゼロカット制度を設けています。ゼロカットとは、万が一生まれてしまった口座のマイナス分を業者が補填、言い換えればチャラにしてくれるという心強い制度で、ゼロカットありのTradeviewなら口座残高以上の損失は生まれません。
Tradeviewが提供する取引口座は5つ
Tradeviewでは現在「MetaTrader 4 X Leverage口座」「MetaTrader 4 ILC口座」「MetaTrader 5口座」「cTrader口座」「Currenex Viking口座」の計5種類の取引口座を提供しています。それぞれの特徴を見ていきましょう。
X Leverage | MT4 ILC | MT5 | cTrader | Viking | |
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プラットフォーム | MT4 | MT4 | MT5 | cTrader | Viking |
取引方式 | STP方式 | ECN方式(?) | ECN方式 | ECN方式 | STP方式 |
口座通貨 | JPY、USD、EUR、GBP、AUD、CAD、CHF、MXN、ZAR | ||||
最小ロット | 0.01 (1,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) | 0.01 (1,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) |
レバレッジ | 最大500倍 | 最大200倍 | 最大100倍 | 最大200~400倍 | 最大200~400倍 |
平均スプレッド (メジャーペア) | 2.0pips | 0.2pips | 0.2pips | 0.2pips | 0.6pips |
取引手数料 | 無し | $5 / 1ロット | $5 / 1ロット | $5 / 1ロット | $6 / 1ロット |
追証 | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり | あり |
ロスカット水準 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
信託保全 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 |
ボーナス | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
最低入金額 | $100~ | $1,000~ | $1,000~ | $1,000~ | $1,000~ |
FX通貨ペア | 62種類 | 62種類 | 62種類 | 41種類 | 41種類 |
貴金属CFD | 3種類 | 3種類 | 3種類 | 2種類 | 2種類 |
仮想通貨CFD | 6種類 | 6種類 | 6種類 | 6種類 | 6種類 |
株式CFD | 71種類(別途「Tradeview株式」の口座が必要) |
cTrader口座(おすすめ)
Tradeviewで取引するなら、「cTrader口座」を強くおすすめします。スペック面でもコストの面でも優れており、「現状最強の海外FX口座」といっても過言ではないでしょう。cTraderが使いたいがためにTradeviewを選ぶ方も多いはず。
cTrader(シートレーダー)はSpotware Systems社が開発した取引プラットフォームで、今MetaTraderのシェアを奪いつつある期待の新星です。
cTrader最大の特徴はECN方式に特化している点。マーケット直結(DMA)によるネイティブなECN環境で取引可能で、ECNの醍醐味ともいえる取引板もしっかり表示されます。
全ポジションの一括決済や途転注文(買いポジション決済と同時に売り注文など)など、MetaTraderにはない便利な発注機能が揃っているほか、MetaTraderでは一手間掛かった日本時間(UTC+9)への切り替えも簡単に行えます。
そして何よりも魅力はスプレッドの狭さと取引手数料の安さ。
ECN方式ではスプレッドに業者の取り分は含まれておらず、いわば“生のレート”が配信されるため、STP方式よりもスプレッドが狭くなっています。米ドル/日本円やユーロ/米ドルといったメジャーな通貨ペアのスプレッドは通常0.1~0.3pipsと激狭です。
極小スプレッドが提供されるかわりに、スプレッドとは別に「取引手数料」という外だし式の手数料が発生しますが、その額は1ロット(10万通貨)の取引につき5ドル = 約0.5pips相当と微々たるもの。XM Zero口座の10ドル/1ロット、Axioryナノスプレッド口座の6ドル/1ドルよりも更に安く、現状では業界最安水準を誇ります。
MetaTrader4 X ILC口座
依然として業界トップシェアを誇るMetaTrader 4向けのECN口座もあり、Tradeviewでは「MetaTrader 4 ILC口座」の名で提供されています。
しかし厳密に言うと、MT4は本来STP方式に準じたプラットフォームのため、ECN方式に最適化されておらず、いわばECNに似せた“疑似ECN”に過ぎません。ECNの強みである「注文板」が利用できないのはその最たる証拠です。ネイティブなECN環境で取引したい方は、先に紹介したcTrader口座を選ぶべきです。
MT4の強みは有志によって開発されたインジケータやEAが無数に存在するということ。世界で最もプラットフォームというだけあり、配布されているインジケータやEAの数も膨大で、「こんな機能がほしい」という願いは大抵叶います。
MetaTrader4 X Leverage口座
「X Leverage口座」は別名「スタンダード口座」とも呼ばれ、スプレッドやや広めで取引手数料が発生しないSTP方式を採用しています。XMやAxioryのスタンダード口座と同類と捉えてよいでしょう。
Tradeviewでは最高となる500倍のハイレバレッジ、最小0.01ロット(1,000通貨)からポジションを持てるというメリットは存在するものの、メジャー通貨ペアで平均2pipsというスプレッドは決して狭いとはいえません。
良くも悪くも特筆すべき点の無い口座ですので、あえて選ぶ理由は薄いでしょう。
MetaTrader5口座
MetaTrader 4よりも機能や操作性が改善された「MetaTrader 5」も提供されています。ECN方式を採用していて、レバレッジはTradeview最低となる最大100倍です。
時間足はMT4の9種類から21種類へ増え、3分足や8時間足等が選べるように。銘柄の検索が簡単になり、気配値ウィンドウがより使いやすくなっていたり、ナビゲーターウィンドウが整理されて見やすくなっていたりと、やや乱雑だったMT4の操作系統が一新されています。また、マルチコア処理に対応したことで、最近パソコンならMT4よりも速く動作します。
EAやインジケータの充実度でいえばMT4には敵いませんが、それ以外の部分は確実にMT4よりも改善されていますので、自動売買に興味がなければMT5を選ぶべきでしょう。
Currenex Viking口座
Currenex社が開発した「Viking」(バイキング)は、機関投資家や大口トレーダー向けに開発されたプロ仕様のプラットフォームで、取引の透明性や約定速度が強みです。
しかしながら、ネット上にはVikingに関する情報は限られており、少なくとも日本語で使い方を解説しているようなサイトは見つからないので、自身で一からマスターせねばなりません。使いこなすには相当の時間を要するでしょう。
STP方式を採用していながら、スプレッドの他に取引手数料も掛かります。スプレッドそのもの他口座よりも広めで、なおかつ取引手数料も他口座より1ドル高い往復6ドル/1ロットなので、ペアによっては倍近い取引コストが掛かってしまいます。正直なところ、メリットを見いだせません。
Tradeviewの入出金方法
Tradeviewでは多種多彩な入金方法と出金方法を取り揃えています。全ての入金・出金方法については以下の別記事をお読みいただくとして、ここでは代表的な入出金方法を3つご紹介します。
おすすめはbitwalletによる入出金

最も安上がりでスピーディーなのは「bitwallet」(ビットウォレット)へ一本化させる方法です。
bitwallet(ビットウォレット)とは、現在多くの海外FXブローカーが入出金方法として採用しているオンライン決済サービスで、法定通貨(日本円・米ドル・ユーロ)の保管および送金に加え仮想通貨の売買もできる万能サービスです。
シンガポール法人のe protections Pte. Ltd.(イープロテクションズ)が運営元ですが、日本人スタッフが何人か在籍しており、サイトはすべて日本語化されているほか、メールでのやり取りもすべて日本語。英語に不慣れな方でも安心して使えるのが魅力です。
残念ながらカード入金には対応していないTradeviewですが、その代替策としてbitwalletを介したカード入金が推奨されており、本来bitwalletで発生するカード入金手数料(8~8.5%)をTradeview側が負担してくれるため、手数料無料で入金できるというもの。(Tradeview公式のbitwallet入金ページから手続きする必要があります)
デビットカードやクレジットカードを持っていない方は、銀行振込(国内振込)でbitwalletへ入金した後、それをTradeviewへ入金するという流れになります。その場合、入金額に対する0.5%が手数料として引かれます。
出金に関しては、Tradeviewからbitwalletへ出金する段階で100円、bitwalletから国内の銀行口座へ引き出す段階で824円、合計924円の手数料が掛かります。決して安くはありませんが、海外送金に比べると圧倒的に抑えられますし、海外送金ほど時間も掛かりません。(Tradeview→bitwalletは数時間ほど、bitwallet→国内銀行口座は通常2〜3営業日ほど)
STICPAYによる入出金
bitwalletの類似サービス「STICPAY」(スティックペイ)での出金にも対応しており、bitwallet同様に入金分と利益分どちらも引き出せます。
入金時は入金額の2.5% + 0.3ドルもしくは最大35ドルの手数料が掛かり、出金時には2.5% + 0.3ドルの手数料が掛かります。そしてさらに、STICPAYへ入金したりSTICPAYから出金する際に別途手数料が掛かるため、bitwalletを使ったほうが断然安上がりです。
STICPAYを使う唯一のメリットはSTICPAY Cardでしょうか。これはMastercardブランドのデビット兼キャッシュカードで、Mastercard対応の実店舗やネットショップでお買い物ができたり、セブンATMで日本円を引き出せます。
ビットコインでも入出金できるが、利益分は引き出せない
ビットコインのウォレットサービス「BitPay」(ビットペイ)による入出金にも対応しています。
入金する際は、Tradeview側が提示するアドレス(QRコード)宛に入金額分のビットコインを送付するだけ。まだビットコインを持っていない方は、bitFlyerやDMMビットコインなど国内の取引所にて日本円でビットコインを購入し、それを自身のBitPayウォレットへ送り、さらにBitPayウォレットからTradeviewへ送金するという流れです。
BitPayで出金もできますが、出金できるのはビットコインで入金した分までで、利益分については海外銀行送金またはbitwalletで引き出さなくてはなりません。出金に掛かる手数料はTradeview側が負担してくれるため無料です。
ボーナスは一切無し
Tradeviewはスプレッドと取引手数料を極限まで抑えた業者なので、口座開設ボーナスや入金ボーナス等のボーナスプログラムは一切用意されていません。
資金が少ない初心者トレーダーにとってボーナスは確かに魅力的ではありますが、ボーナスが絡んだがために出金に手こずったり、業者によっては分かりにくい“隠れ条件”を設けていたりと、時と場合によってトラブルメーカーにもなり得ます。
ボーナスに嫌気がさしたときこそ、Tradeviewへ乗り換えるちょうどよいタイミングかもしれませんよ。
Tradeviewのリアル口座の開設方法
- STEP 1基本情報の入力
まずはTradeviewのリアル口座開設フォームへアクセス。基本情報をひとつずつ埋めていきましょう。
自身が選んだ取引プラットフォームと口座タイプを選択しましょう。記事執筆現在は「MetaTrader 4 X Leverage (スタンダード)口座」「MetaTrader 4 ILC口座」「MetaTrader 5口座」「cTrader口座」「Currenex Viking口座」に加え「Tradeview株式(ドル口座のみ)」が提供されています。自身が希望する取引口座の基本通貨を選択しましょう。円建て口座を希望する場合は「円口座」を、ドル建て口座を希望する場合は「ドル口座」を、その他にはユーロ(EUR)、ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、カナダドル(CAD)、スイスフラン(CHF)、メキシコペソ(MXN)、南アフリカランド(ZAR)から選べます。「山田 太郎」さんの場合は上のお名前(苗字)「山田」のローマ字表記「Yamada」を入力します。「山田 太郎」さんの場合は下のお名前「太郎」のローマ字表記「Taro」を入力します。自身の出生地を選びます。日本生まれの方は「Japan」を選択しましょう。自身の生年月日を「日」「月」「年」の順で入力します。例えば、1990年12月23日生まれの方の場合は、「23」「12」」「1990」となります。本人確認書類としてパスポートを提出する場合のみ、自身のパスポート番号を入力します。本人確認書類としてパスポートを提出する場合のみ、自身のパスポートの有効期限を「日」「月」「年」の順で入力します。自身の国籍を選びます。日本国籍をお持ちの方は「Japan」を選択しましょう。自身が現時点で居住している国を選びます。日本在住者は「Japan」を選択しましょう。居住国にてJapanを選ぶと日本の47都道府県がリストアップされるので、その中から自身が在住している都道府県を選びます。自身が在住している市区町村名をローマ字表記で入力します。例↓- 「東京都 千代田区 霞ヶ関」の場合:「Chiyoda-ku」
- 「北海道 札幌市 中央区 大通西」:「Chuo-ku, Sapporo-shi」
- 「兵庫県 神戸市 須磨区 若宮町」:「Suma-ku, Kobe-shi」
自身の現住所の郵便番号をハイフン無しで入力します。番地と地区名・町名をローマ字表記で入力します。例↓- 「東京都 千代田区 霞ヶ関 3丁目2-1」:「3-2-1 Kasumigaseki」
- 「北海道 札幌市 中央区 大通西 1丁目2-18」:「1-2-18 Odori-nishi」
- 「兵庫県 神戸市 須磨区 若宮町 5丁目3-8」:「5-3-8 Wakamiya-cho」
建物名や部屋番号が存在する場合は、それをローマ字表記で入力します。例↓- 「為替マンション456号室」:「456 Kawase-mansion」
- 「金融ビル7階」:「7F Kinyu-building」
- 「ユーロアパート103号室」:「103 Euro-apartment」
自身の携帯電話番号または固定電話番号を国番号ありで入力します。日本の国番号は「+81」ですので、元の電話番号の先頭にある「0」を「+81」に置き換えましょう。例えば「080-1234-5678」なら、「+818012345678」になります。Tradeviewからのメールを受信するためのメールアドレスを入力します。厄介なセールスメール等は一切届きませんのでご安心を。 - STEP 2米国市民に関する情報・国籍・本人確認書類について
「米国市民権に関する情報」では、アメリカ合衆国の市民権や永住権を保持しているか否か問われます。大抵の方は「米国市民権や永住権はありません」を選択すればOK。
「米国籍以外の場合の身分証明書番号」にて、自身の国籍、提出する本人確認書類の種類、そして本人確認書類の番号を入力します。「本人確認書類の番号」は、パスポートを提出する場合はパスポート番号を、免許証の場合は12桁の番号を入力しましょう。
職業や純資産、破産経験の有無、収入源に関するアンケートに答えます。あまり深く考えず自身に当てはまるものにチェックしていきましょう。
続いて、投資経験や投資予定額などに関するアンケートに答えます。こちらもざっくりで構いません。
- STEP 3必要書類のアップロード
Tradeviewで取引するためには「本人確認書類」と「現住所確認書類」を写した画像データをアップロードする必要があります。これは、登録された氏名と生年月日と住所が嘘偽りないものかどうかを確認するための工程で、登録内容と書類の内容が合致していれば問題ありません。
身分証明書とは公的機関が発行した顔写真付きの証明書(免許証・パスポート・写真付きマイナンバーカードなど)で、現住所確認書とは自身の氏名と現住所が確認できる書類(公共料金領収書や住民票の写しなど)を指しています。
受け付けられる身分証明書の種類↓
書類 有効期限 カラー 白黒 自動車運転免許証 期限内のもの OK NG パスポート 期限内のもの OK NG 写真付きマイナンバーカード 期限内のもの OK NG 受け付けられる現住所確認書の種類↓
書類 有効期限 カラー 白黒 公共料金の請求書・領収書 発行から3ヶ月以内 OK NG クレジットカードや銀行の請求書・利用明細 発行から3ヶ月以内 OK NG 携帯電話や固定電話の請求書・領収書 発行から3ヶ月以内 OK NG 住民票の写し 発行から3ヶ月以内 OK NG 印鑑証明書 発行から3ヶ月以内 OK NG 納税通知書 発行から3ヶ月以内 OK NG 住所が印字された健康保険証 期限内のもの OK NG - STEP 4署名して登録
口座開設フォームの最後に署名欄があるので、マウスなどで署名してから「署名の完了」ボタンをクリック。
最後にロボット避けのreCAPTCHAをパスし、「私はこれらの同意書、規約を理解し内容に同意・承諾をします。」をクリックして「送信」ボタンをクリック。

「ご記入いただきありがとうございます」と表示されれば口座開設の申請は完了です。登録内容と書類の内容が合致していれば通常1営業日以内に審査が終わり、取引口座のIDとログインパスワードが送られてきます。
