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海外のFX業者は、レバレッジがとても高いうえにゼロカットシステム完備のため追証が発生せず、安全な環境でありながら夢のあるハイレバトレードに挑戦できます。
しかし、海外のFX業者はクオリティがまちまちで、「過度なボーナスに惹かれて使い始めたけど、いざ出金申請したら拒否された!」「不自然なレートでストップ刈りされた!」などなど、詐欺業者が存在するのも事実です。
玉石混交とはまさにこのことで、本当に安心して使える業者は一握りしかないのが現状。
そこでこの記事では、FXトレーダーとして実際に5,000万円以上の利益を得てきた管理人自身が、実際に使ってみた体験をもとに評判と総合力に長けたオススメの海外FX業者を7社ランキング形式でまとめました。
業者それぞれの信頼性や企業体質、口座スペックなど、ありとあらゆる情報を調べぬいた上で、本当に信頼できる優良な業者しか載せていません。
また、Twitter上での評判や、当サイト独自で集めた口コミなども交えながら紹介しているので、これから海外FXを使い始めようとお考えの方は、参考にしていただければ幸いです。
この記事で掲載している海外FX業者は、日本で金融商品取引業の登録を受けていない無登録業者です。当サイトは日本非居住者に対して情報提供を行っており、日本居住者に対して海外所在業者を推奨することはありません。
オススメ海外FX業者10社ランキング
「これから海外FXで取引したいけど、どの業者を選んだら良いか分からない…」という方へ向けて、日本人に人気のあるおすすめの海外FX業者を10社ピックアップしましたので、ランキング形式でご紹介していきます。
海外FX業者 | 口座開設 ボーナス | 最大レバレッジ | スプレッド (ドル円) | 金融ライセンス | 詳細記事 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
AXIORY 詳細へ | ✕ | 1,000倍 | 1.3 pips | ベリーズ | AXIORYの評判 | https://www.axiory.com/jp/ |
XMTrading 詳細へ | 13,000円 | 1,000倍 | 1.6 pips | セーシェル | XMの評判 | https://www.xmtrading.com/jp |
Axi 詳細へ | ✕ | 1,000倍 | 1.3 pips | セントビンセント グレナディーン | Axiの評判 | https://www.axi.com/jp |
BigBoss 詳細へ | ✕ | 2,222倍 | 1.6 pips | セントビンセント グレナディーン | BigBossの評判 | https://www.bigboss-financial.com |
FXGT 詳細へ | 15,000円 | 1,000倍 | 1.6 pips | セーシェル | FXGTの評判 | https://fxgt.com |
ThreeTrader 詳細へ | ✕ | 500倍 | 0.5 pips | バヌアツ | ThreeTraderの評判 | https://www.threetrader.com |
Exness 詳細へ | ✕ | 無制限 | 1.1 pips | セーシェル | Exnessの評判 | https://www.exness.com/ja/ |
Titan FX 詳細へ | ✕ | 1,000倍 | 1.3 pips | バヌアツ | Titan FXの評判 | https://titanfx.com/jp |
HFM 詳細へ | ✕ | 2,000倍 | 1.7 pips | セントビンセント グレナディーン | HFMの評判 | https://www.hfm.com |
iFOREX 詳細へ | ✕ | 400倍 | 0.8 pips | 英領バージン諸島 | iFOREXの評判 | https://www.iforex.jpn.com |
おすすめ1位:AXIORY
- スプレッドが狭い
- NDD方式で透明性が高い
- 完全信託保全で安心
- MT4・MT5・cTraderに対応
- 法人口座に対応
- 常設のボーナスが少ない
- マックス口座以外は最大レバレッジ400倍と控えめ
- コストを抑えてスキャルピングしたい人
- 信頼性の高い業者で安心して取引したい人
- cTraderで取引したい人
AXIORYは、数ある海外FX業者の中でも総合的にスペックが高く、多くのプロトレーダーが好んで使っている業者です。
どの口座タイプもスプレッドが狭く、ECN口座(ナノ口座・テラ口座)の取引手数料も1ロットあたり6ドルと安価なため、取引コストを抑えたいトレーダーに人気があります。
取引プラットフォームは業界スタンダードのMT4とMT5のほか、高機能で約定力の強いcTraderにも対応しており、様々なツールを使い比べられるのもメリットです。
また、海外FX業者としては珍しく完全信託保全を導入しており、顧客が預けた証拠金は全て第三者の監視のもと保全されるため、万が一AXIORYが倒産しても確実に資金が戻ってきます。
預けた資金が信託保全制度のもとしっかり守られているのは、他の業者にはない強みであり、利用者の安心感にも繋がります。
おすすめ2位:XMTrading(XM)
- 最大1,000倍のハイレバレッジ
- 日本語対応が充実していて初心者にもやさしい
- ボーナスキャンペーンが充実している
- 取り扱い銘柄が豊富
- KIWAMI極口座のスプレッドが狭い
- 他社と比較してスプレッドが広い
- 口座を放置すると維持手数料が取られる
- 法人口座を作れない
- 口座開設ボーナスを受け取ってノーリスクで取引したい人
- 日本語対応が充実した海外FX業者を使いたい人
- FXのみならず幅広いCFDを取引したい人
XMは日本人に最も人気のある海外FX業者で、日本語対応がどの業者よりも行き届いていて、まるで国内業者のように安心して使うことができます。
また、ボーナスやキャンペーンが充実しているのも人気の理由で、新規口座開設するだけで13,000円の入金不要ボーナスがもらえます。
そのほかにも、入金時には最大100%(入金額と同額)のボーナスが貰えたり、取引するたびにXMP(XMポイント)が貯まるなど、自己資金だけでトレードするよりもお得にトレードできます。
スタンダード口座のスプレッドは全体的に広めの設定となっていますが、KIWAMI極口座は多くの通貨ペアを1pips未満で取引できるので、スキャルピングなどの短期売買をするならKIWAMI極口座がおすすめです。
おすすめ3位:Axi
- 完全A-bookで透明性と約定力が高い
- スプレッドがかなり狭い
- 最大1,000倍のハイレバレッジ
- エリート口座は最大4週間スワップフリー
- 最大100万ドルを出資してもらえるAxiセレクト
- ゼロカットが都度承認制
- 取引ツールがMT4のみ
- プレミアム口座・エリート口座は最低入金額が高い
- 透明性と約定力の高さを重視するトレーダー
- 多額の資金を安定して運用したい上級者
- 会社から資金提供を受けるプロップトレーダーを目指したい人
Axiはオーストラリアの大手FXブローカーで、スプレッドが業界最安水準で、透明性と約定力も高いことから、上級者やプロトレーダーを中心に人気を集めています。
特に、上位口座のプレミアム口座とエリート口座はスプレッドが極端に狭く、スキャルピングをするにも全く不満を感じない低コスト設計となっています。
また、Axiでは自社のプロップファーム「Axiセレクト」を運営していて、一定の利益率といくつかの条件をクリアした優秀なトレーダーは、最大100万ドル(約1億5千万)の資金提供を受けて、利益の最大90%が配分されます。
トレードスキルに自信のある方や、すでに専業トレーダーとして生計を立てている方は、プロップトレーダーの入り口としてAxiセレクトに挑戦してみるのも良いでしょう。
おすすめ4位:BigBoss
- レバレッジが最大2,222倍と他社と比較して高い
- 取引でBBP(BigBossポイント)が貯まる
- 入出金方法が充実している
- 最大13,700ドルの入金ボーナスが貰える
- クイック口座開設で書類提出不要
- 法人口座に対応
- 金融ライセンスがマイナーで信頼性に欠ける
- 取り扱い通貨ペアが43種類と少ない
- 他社と比較してスプレッドが広め
- 入金ボーナスを受け取ってお得にトレードしたい人
- レバレッジの高さを重視する人
- 簡単に口座開設して手軽に取引を始めたい人
BigBossは初心者を中心に人気を集める海外FX業者で、初心者でも戸惑わないように、最短5分程度で取引を始められる「クイック口座開設」に対応しています。
クイック口座開設は、いくつかの個人情報を登録するだけで、必要書類を提出しなくてもすぐに取引を始められる機能で、気軽にFXを始めたい人にはぴったりです。
レバレッジは最大1,111倍(デラックス口座は最大2,222倍まで引き上げ可能)と非常に高く、最低入金額もないため、少資金を大きく増やしやすいのも特徴と言えるでしょう。
ただし、他社と比較してスプレッドが広めなので、スキャルピングをしたい方は注意が必要です。
おすすめ5位:FXGT
- 通貨ペアと仮想通貨を最大1,000倍レバレッジで取引できる
- ボーナスキャンペーンが充実している
- プロ口座とECN口座は一部銘柄がスワップフリー
- 最低入金額がたったの5ドル
- 入金方法が豊富
- 法人口座に対応
- 他社と比較してスプレッドが広め
- 口座を90日間放置すると手数料がかかる・凍結される
- 信託保全がない
- FXと仮想通貨をどちらもハイレバレッジで取引したい人
- 口座開設ボーナス・入金ボーナスを受け取ってお得にトレードしたい人
- 少額から大きな利益を狙いたい人
FXGTはFXと仮想通貨を最大1,000倍という高いレバレッジで取引できるハイブリッド取引所で、FXと仮想通貨をどちらもアグレッシブにトレードしたい人におすすめです。
新規口座開設するだけで15,000円のボーナスが貰えたり、入金額に対しても最大128万円の入金ボーナスが付与されるので、自己資金の少ないトレードでも大きなボリュームで取引ができます。
入出金に関しても、日本円などの法定通貨だけでなく、BTCやUSDTといった様々な仮想通貨での入出金にも対応していて、法定通貨と仮想通貨どちらでもスムーズに資金の出し入れができるのもハイブリッド取引所ならではの強みです。
おすすめ6位:ThreeTrader
ThreeTraderは業界最安水準のスプレッドが魅力の業者で、2021年に設立された新興ブローカーでありながらも、主にスキャルピング用途で人気を集めています。
通常のSTP口座(Pureスプレッド口座)でも多くの通貨ペアを1pips未満で取引でき、ECNタイプのRawゼロ口座ではさらに取引コストを抑えて取引が可能です。
レバレッジは500倍と海外FXとしてはそこまで高くありませんが、他の業者でありがちな口座残高増加に伴うレバレッジ制限がなく、大口取引にも適しています。
基本的に口座開設ボーナスや入金ボーナスといったキャンペーンは用意されていませんが、取引するたびにポイントが貯まり、iPhoneやApple Watchなどのガジェットに交換にできるポイントプログラムが用意されています。
- 業界最安水準のスプレッドで取引できる
- 残高によるレバレッジ制限がない
- 禁止取引が一切なく、両建ても可能
- 取引でポイントが貯まる
- 法人口座に対応
- 取引ツールがMT4のみ
- 信託保全がない
- 常設ボーナスを提供していない
- 海外FXで限りなくスプレッドを抑えて取引したい人
- 多額の資金をハイレバレッジで運用したい人
- ポイントを貯めつつお得にトレードしたい人
おすすめ7位:Exness
Exnessは、2008年に設立された海外FX業者で、英国FCAやキプロスCySECなど登録要件が高いことで有名な金融ライセンスを取得しており、信頼性の高い運営を行っています。
最大の特徴は、業界トップクラスの高レバレッジで、最大2,000倍から条件次第では無制限レバレッジまで設定可能です。
また、ロスカットレベルが0%なので、証拠金が尽きるまで粘り強くポジションを保有できるのも魅力です。
スプレッドの狭さも特筆すべき点で、ロースプレッド口座やゼロ口座では業界最安水準のスプレッドで取引できます。
経済指標発表にレバレッジが制限されること、日本時間の早朝にスプレッドが広がりやすいことなどがデメリットとして挙げられますが、海外FXならではのアグレッシブな取引に最適な業者で、リスクコントロールができる中上級者におすすめです。
- 無制限レバレッジを利用できる
- ロスカットレベル0%
- 他社と比較してスプレッドが狭い
- 人気の銘柄がスワップフリー
- 入出金方法が多くて着金が速い
- 無制限レバレッジを使うためには条件がある
- 残高超過によるレバレッジ制限が厳しい
- 常設ボーナスを提供していない
- スタンダード口座以外では最低入金額1,000ドル〜と高め
- 法人口座開設のハードルが高い
- ギャンブル性の高いハイレバレッジ取引を楽しみたい人
- スプレッドを抑えてハイレバトレードをしたい人
- 入出金をスピーディーにこなしたい人
おすすめ8位:Titan FX
Titan FXは、2014年に設立されたバヌアツ共和国の金融ライセンスを持つ海外FX業者で、最大レバレッジ500倍(マイクロ口座は1,000倍)、ロスカットレベル20%、ゼロカットシステムの採用など、トレーダーに有利な取引環境を提供しています。
全ての注文をNDD方式で処理することで高い透明性と約定力を確保しており、スプレッドの狭さとあわせてスキャルピングに適しています。
また、口座残高や保有ポジションの金額に関わらずレバレッジが一定に保たれるので、大口トレーダーにもおすすめの業者です。
取り扱い銘柄も豊富で、FXのみならず貴金属やエネルギー、株式、指数、仮想通貨のCFD取引が可能です。
一方で、ボーナスの提供がほとんどないことや、バヌアツのライセンスは信頼性がそこまで高くないこと、マイナススワップが目立つことなどがデメリットとして挙げられます。
しかし、全体的に見れば、プロ志向のトレーダーに適した環境が整っており、安定した運営を続けている点から、一定の信頼を寄せられている海外FX業者だと言えるでしょう。
- NDD方式で透明性と約定力が高い
- ブレード口座はスプレッドが激狭
- 口座残高によるレバレッジ制限がない
- 株式指数を最大500倍レバレッジで取引可能
- 法人口座に対応
- ボーナスが一切用意されていない
- ブレード口座よりもコストが安い業者は他にもある
- 信託保全がない
- 多額の資金をハイレバレッジで運用したい人
- コストを抑えてハイレバトレードをしたい人
- 株式指数をハイレバレッジで取引したい人
おすすめ9位:HFM
HFMは、2010年に設立されたグローバルFX業者で、複数の国で金融ライセンスを取得し、信頼性の高い運営を行っています。
最大の特徴は、豊富な口座タイプと取引銘柄の多さで、FXのみならず、CFD、仮想通貨、株式DMAなど幅広い取引が可能です。
また、ボーナスや取引ポイントなどの特典が充実しており、資金の少ない初心者にも適しています。
一方で、スプレッドがやや広めであることや、ストップレベルが2〜3pipsと設定されていること、残高増加や取引ロットによるレバレッジ制限があることなどがデメリットとして挙げられます。
- 金融ライセンスを複数取得していて信頼性が高い
- 口座タイプが豊富
- 入金ボーナスが豪華
- 取り扱い銘柄が豊富
- 法人口座に対応
- 他社と比較してスプレッドが広い
- ストップレベルが広い
- 残高や取引ロットによるレバレッジ制限がある
- 様々なCFD商品を幅広く取引したい人
- 入金ボーナスを受け取ってお得にトレードしたい人
おすすめ10位:iFOREX
iFOREXは、1996年から運営されている老舗の海外FX業者で、海外FXの火付け役にもなった存在です。
最大の特徴は、スプレッドが原則固定で非常に狭いことで、主要通貨ペアでは1.0pips前後と安定しています。
また、最大レバレッジ400倍で、残高増加によるレバレッジ制限がないため、多額の資金をハイレバで運用したい人に適しています。
さらに、ロスカットレベルも0%と低く、残高がなくなるまで含み損に耐えることができるので、ハイレバトレーダーに有利な環境が整っています。
一方で、MetaTraderに対応しておらず自動売買ができないこと、月4回以上もしくは10万円未満の出金には手数料がかかることなどがデメリットとして挙げられます。
- 老舗企業で安心感がある
- スプレッドが比較的狭くて原則固定
- 口座残高によるレバレッジ制限がない
- ロスカットレベル0%
- 取り扱い銘柄が多い
- MT4・MT5に非対応で独自プラットフォームのみ
- 自動売買やコピートレードに非対応
- 他社と比較してレバレッジが控えめ
- 実績を重視して老舗企業を選びたい人
- FXのみならずCFD商品を幅広く取引したい人
あなたにピッタリな業者はココだ!
ボーナスが豪華な業者で取引したい方には以下の3社がオススメ↓
- HotForex:100%スーパーチャージボーナス、100%クレジットボーナス、30%レスキューボーナス (ボーナスに関する詳細記事)
- XMTrading:3000円口座開設ボーナス、最大500ドルの100%入金ボーナス、最大4,500ドルの20%入金ボーナス、XMロイヤルティプログラム (ボーナスに関する詳細記事)
- iFOREX:10万円までの100%初回入金ボーナス + 200万円までの40%初回入金ボーナス、口座残高利息3%/年ボーナス
少しでもスプレッドが狭くて、なおかつ約定力の高い環境を手に入れたい方には以下の3口座がオススメ↓
- Tradeview ForexのcTrader口座:ECN方式・極小スプレッド・1ロット(10万通貨)につき5ドルの手数料(業界最安)
- AXIORYのナノスプレッド口座:ECN方式・極小スプレッド・1ロット(10万通貨)につき6ドルの手数料
- HotForexのZERO口座:STP方式・極小スプレッド・1ロットにつき6ドル〜8ドルの手数料
勝ち組がこぞって海外業者を選ぶ3つの理由
一般的に「日本人は国内業者を使うのがベスト」と思われがちです。確かに、税制面等や入出金のしやすさという点においては国内業者に軍配が上がるものの、実は良いこと尽くめではなく、決して軽んじることのできないデメリットもいくつか存在します。
近年では海外業者の公平性や安全性が注目されており、いわゆる勝ち組トレーダーたちはこぞって海外業者を選ぶように。その理由は主に3つあります。
1. ゼロカットが当たり前で「追証」が無い
国内FXと海外FX、最大の差は「追証」と「ゼロカット」の有無です。
追証(おいしょう)とは「追加証拠金」の略称で、証拠金の維持率が一定水準を下回った場合に発生する追加の担保で、ひとたび発生した追証は必ず支払わなければなりません。レバレッジを高めれば高めるほど追証が発生するリスクは高くなります。
そして「ゼロカット」とは、発生してしまった追証をFX業者側が補填してくれるシステムのことで、ゼロカットが設けられている業者を選べば口座残高以上に損する危険性がありません。
今回の記事でご紹介する業者はすべてゼロカット完備・追証無しの海外業者ですので、投資額以上のマイナスリスクを背負うこと無く取引できるので安心です。
一方の日本国内はというと、金融商品取引法によって「顧客の損失を業者が補填する行為」つまりゼロカットそのものが禁止されているため、業者側としては否が応でも追証を設ける必要があります。
もし相場の急変動に巻き込まれてロスカットが遅れてしまうと、元本を超える不意の損失が生まれる恐れがあり、もしそうなれば“借金”というかたちで自身の身に降りかかることになります。
ましてや、レバレッジの高いFXにおいて、追証のリスク下で取引するのは自殺行為に近く、ゼロカットシステムは必須といえるでしょう。
2. 国内業者とは比にならないハイレバレッジ
かつては日本でも数百倍というハイレバレッジを提供する業者が乱立していましたが、金融庁は2010年に個人口座のレバレッジを最大50倍へ規制した後、2011年には25倍まで引き下げました。
とどめを刺すように、最近ではさらに10倍へ引き下げるかも!?なんて噂も囁かれていますから、もう国内業者にハイレバは望めません。
一方の海外FXでは、いまだに何百倍・1,000倍を超すハイレバレッジを提供している業者も別段珍しくありません。
多くの証拠金を要するうえに追証のリスクにさらされる国内業者よりも、少ない証拠金で最大の利益を狙えるうえにゼロカット完備の海外業者のほうが投資家にとっては俄然有利なのです。
3. 透明性が高く、スキャルしても凍結しない
一般的に国内業者は海外業者よりも狭いスプレッドを提供していますが、そこにはとあるカラクリがあります。
国内業者はOTC取引(別名:相対取引)という取引形態を採用しており、例えばあなたが出したドル円の買い注文を出すと、業者側は反対の売り注文で受けることになります。
つまり、トレーダー側が儲かれば儲かるほど業者は損して、トレーダーが負ければ負けるほど業者側の懐が潤う仕組みとなっています。FXでは「相場に参入した9割が退場する」といわれていますから、業者側はやっていけるのです。
OTC取引を支えているは選りすぐりのディーラーたち。彼らは時として注文を呑んだり不正なレート配信をもいとわず、業者の利益最優先で注文を裁いています。
そんな彼らの天敵は、短期売買を繰り返して薄利を得るスキャルパーであり、スキャルパーたちに大儲けされたら顧客の損 = 業者の利益という相反構造が揺らぎかねません。
実際、国内業者で儲けすぎたスキャルパーはほぼ例外なく「口座凍結」というペナルティを食らい、儲けすぎたが故に退場を余儀なくされるという悲しい現実があるのです。
いくらスプレッドが低くても、追い出されてしまっては元も子もありませんよね。
対し、多くの海外FX業者はディーラーが介在しない「NDD方式」(ノンディーリングデスク)を採用していて、トレーダーの勝敗関係なく業者側は儲かる仕組みとなっています。
NDDの業者にとって、大口ロットを連発してくれるスキャルパーは“お得意様”ですから、NDDの業者なら凍結の心配なくスキャルピングし放題です。
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