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海外FX業者の多くはNDD方式の一つである「STP方式」を採用していますが、スキャルピングを行うならスプレッドが狭くて約定力が高い「ECN方式」を選ぶべきでしょう。
ECN方式とは、ブローカーや銀行やリクイディティプロバイダーなどが参加する取引システムElectronic Communications Networkへ直結する取引方式で、一般投資家向けの取引形態としては最もクリーンな取引形態です。
スプレッドとは別に取引手数料が発生するものの、スプレッドが限りなくゼロに近いため、スプレッドと手数料を合算した“実質スプレッド”はSTP方式よりも安上がりとなります。
この記事では、スキャルピングに適した海外ECN口座を4つピックアップ。ランキング形式でご紹介します。
記事の目次
1位:AXIORY / ナノスプレッド口座

快適なECN口座をお探しの方へ、真っ先に薦めたいのが「AXIORY」という業者が用意する「ナノスプレッド口座」です。取引プラットフォームは「MetaTrader 4」と「cTrader」のどちらかを選べます。
AXIORYの会社概要と評価
AXIORYは2007年に設立された海外FXブローカーで、運営会社Axiory Global Ltdはベリーズ国際金融サービス委員会に認可されています。(登録番号:IFSC/60/255/TS/18)
総合的にみて非常にバランスの良いブローカーで、取引の透明性と公平性はもちろんのこと、上限無しの全額信託保全も大いに評価できますし、日本語サポートも完璧です。2019年3月には送金代行サービス「Curfex」を介した国内銀行入金・出金にも対応し、オンライン決済サービス「SticPay」とも提携するなど、入出金ルートがしっかり整備されている点も評価できます。
弱点らしい弱点といえば、ボーナスやキャンペーン等が一切用意されていないことでしょうか。そのかわりスプレッドや取引手数料は業界最安級なので、「ボーナスは要らないけど取引コストを極力抑えたい」という方にはうってつけの業者です。
口座タイプ | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | テラ口座 | アルファ口座 |
---|---|---|---|---|
プラットフォーム | MT4 cTrader | MT4 cTrader | MT5 | MT5 |
口座の方式 | STP方式 | ECN方式 | ||
1lotの価値 | 10万通貨 | - | ||
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | 1株 | ||
最大ロット | 1,000(1億通貨) | 10万株 | ||
レバレッジ | 残高10万ドル未満:1倍~400倍 残高10万~20万ドル:1倍~300倍 残高20万ドル以上:1倍~200倍 | 1倍(現物) | ||
スプレッド | 標準的 | 狭い | ||
手数料 | 無し | 往復6ドル(0.6pips相当) | あり | |
注文板の利用 | 不可 | 可 | 可 | 可 |
取扱銘柄 | 61種の通貨ペア 10種の株式指数CFD 4種の貴金属CFD 2種の原油CFD | 124種類の個別株 70種類のETF | ||
追証 | 無し | |||
ゼロカット | あり | - | ||
ロスカット水準 | 20%以下 | - | ||
最低入金額 | 200ドル (20,000円) | |||
信託保全 | ユニオン銀行(Union Bank AG)での全額信託保全 | |||
ボーナス | 無し |
取引手数料は1ロット(10万通貨)あたり6ドル
AXIORYナノスプレッド口座の取引手数料は、1ロット(10万通貨)の取引あたり往復6ドルです。値幅換算すると0.6pipsほどに相当します。
USDJPY(ドル円)やEURUSD(ユーロドル)は平均0.2pipsという限りなくゼロに近いスプレッドで、これに0.6pips相当の取引手数料を上乗せしても実質スプレッドはたった0.8pipsに収まります。
ちなみに、GBPUSD(ポンドドル)は平均スプレッド0.5pipsで実質スプレッド1.1pips、GBPJPY(ポンド円)は平均スプレッド0.7pipsで実質スプレッド1.3pipsほど。
その他取り扱い銘柄と各スプレッドは、別記事「AXIORYの取扱銘柄(FX通貨ペア/貴金属/株式/オイル)スプレッド一覧」にまとめてあります。
スペックめちゃくちゃ優秀なのに敷居が低い
口座残高が100,000ドル(約1,400万円)を超えなければ最大400倍というハイレバレッジで取引できるほか、ロスカット水準は20%と低めで、1回の注文で発注できる量は最小0.01ロット(1,000通貨)~最大1,000ロット(1億通貨)と実に幅広いです。
しかも、口座へ預けた資金はカタールのドーハ銀行(Doha Bank)で全額信託保全されるので、万が一AXIORYが倒産しても全額戻ってきます。
口座と業者のスペックはめちゃくちゃ優秀でありながら、驚くべきは最低入金額が200ドル(28,000円)とめちゃくちゃ敷居が低いということ。
単にスペックだけ見ればTradeview ForexのcTrader口座(後述)へ軍配が上がるものの、そちらは少なくとも1,000ドルの資金が必要なため、馴染みやすさの観点から今回の記事ではAXIORYを「1位」としました。
2位:Exness / ロースプレッド口座

ハイレバレッジでECN取引をしたい人におすすめなのが、「Exness」の「ロースプレッド口座」。
最大2,000倍レバレッジで取引可能で、一定の条件を満たせば無制限レバレッジ(最大21億倍)も使えるので、ギャンブル性の高いトレードが可能です。
Exnessの会社概要と評価
Exnessは2008年設立された歴史のある業者ではあるものの、2020年に日本人の受け入れを始めたばかりで、国内ではかなりマイナーな存在。運営会社360 Degrees Markets Ltdはセーシェル金融庁に認可されています。(登録番号:SD025)
Exnessは全体的にスペックが高く、長所を挙げればきりがありません。特筆すべき点を挙げるなら、無制限レバレッジ(21億倍レバレッジ)が使えることと、ロスカットレベルが0%であること。
リアル口座を作った直後のレバレッジは最大2,000倍となっていますが、一定の条件をクリアすることで最大21億倍、実質的に上限なしのレバレッジを効かせられるようになります。(無制限レバレッジを使う条件について)
また、ロスカットレベルは0%。証拠金維持率が0%、つまり証拠金が無くなるまで含み損を抱えられます。ロスカットレベルが低ければ低いほどロスカットされづらくなるため、ハイレバトレードにおいてはこの上なく有利な環境です。
口座タイプは4種類。たったの1ドルから入金できる「スタンダード口座」に加え、最低入金額1,000ドルでスプレッドが狭い「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」「プロ口座」が用意されています。(Exnessの口座タイプについて)
スタンダード | ロースプレッド | ゼロ | プロ | |
---|---|---|---|---|
プラットフォーム | MetaQuotes社のMetaTrader 4(MT4)とMetaTrader 5(MT5)に対応 | |||
取引方式 | Market Execution | Instant Execution | ||
口座通貨 | AED、AUD、ARS、AZN、BDT、BHD、BND、BRL、BYR、CAD、CHF、CLP、CNY、COP、CZK、DKK、DZD、EUR、GEL、GBP、GHS、HKD、HUF、IDR、ILS、INR、JOD、JPY、KES、KRW、KWD、KZT、LBP、LKR、MAD、MXN、MYR、NGN、NOK、NZD、OMR、PHP、PKR、PLN、QAR、RON、RUR、SAR、SEK、SGD、SYP、THB、TND、TRY、TWD、UGX、USD、UAH、UZS、VND、ZAR | |||
最小ロット | 0.01 | |||
最大ロット | 200 | |||
レバレッジ | 証拠金$999まで:無制限(条件あり) 証拠金$2,999まで:最大2000倍 証拠金$9,999まで:最大1000倍 証拠金$19,999まで:最大600倍 証拠金$49,999まで:最大400倍 証拠金$199,999まで:最大200倍 証拠金$200,000以上:最大100倍 | |||
スプレッド | 0.3pips~ | 0.0pips~ | 0.0pips~ | 0.1pips~ |
取引手数料(往復) | 無し | 最大$7 / 1ロット | $7 / 1ロットから | 無し |
追証 | 無し | |||
ゼロカット | あり | |||
ロスカット水準 | 0% | |||
ボーナス | 無し | |||
最低入金額 | $1~ | $1,000~ | $1,000~ | $1,000~ |
FX通貨ペア | 107種 | 82種 | 97種 | 82種 |
貴金属CFD | 10種 | 8種 | 10種 | 8種 |
原油CFD | 2種 | 1種 | 2種 | 1種 |
株式指数CFD | 10種 | 9種 | 9種 | 10種 |
米国個別株CFD | 30種類の米国個別株を取引可能 | |||
仮想通貨CFD | 7種 | 8種 | 6種 | 6種 |
最低入金額1,000ドル~とやや高め
ロースプレッド口座を使うためには、初期入金で1,000ドル(約14万円)以上を入金する必要があります。
ただし、2回目以降は1,000ドル未満でも入金できて、残高が1,000ドルを切ったとしても使い続けることができます。
取引手数料は1ロット(10万通貨)あたり10ドル
Exnessロースプレッド口座の取引手数料は、1ロット(10万通貨)の取引あたり往復7ドルで、値幅換算すると0.7pipsほどに相当します。
USDJPY(ドル円)やEURUSD(ユーロドル)は平均0.0pipsのスプレッドで、これに0.7pips相当の取引手数料が上乗せされ、実質スプレッドは0.7pipsほどとなります。
GBPUSD(ポンドドル)は平均スプレッド0.2pipsで実質スプレッド0.9pips、GBPJPY(ポンド円)は平均スプレッド0.5pipsで実質スプレッド1.2pipsほど。
最大2,000倍・無制限レバレッジも
Exnessの最大レバレッジは、初期状態で2,000倍となっていますが、いくつかの条件を満たせば無制限レバレッジ(正確には21億倍)で取引できます。
非常に少ない証拠金で爆発的な利益を狙えるので、ハイレバレッジ好きな人は真っ先に検討すべき業者です。
ロスカットレベル0%
Exnessはレバレッジの高さもさることながら、ロスカットレベルが0%に設定されているのも大きな魅力です。
一般的なFX業者は、証拠金維持率が一定の水準を下回った時に強制ロスカットが発動しますが、Exnessは証拠金が無くなるまで含み損に耐えることができます。
3位:Tradeview Forex / cTrader口座

プロ向けのECN口座として根強く定着しているのが、「Tradeview Forex」の「cTrader口座」。
AXIORYよりもやや敷居高めですが、口座のスペックは同等かそれ以上で、当ブログでは「現状最強の海外FX口座」と評しています。(別記事:TradeviewのcTrader ECN口座が現状最強の海外FX口座である理由)
Tradeview Forexの会社概要と評価
Tradeview Forexは2004年に設立された海外FXブローカーで、運営会社Tradeview LTDはケイマン諸島金融庁(CIMA)に認可されています。(登録番号:585163)
強みはマーケット直結のECN方式が故の透明性と約定力の高さ、業界最安級の取引コスト、それから信頼性の高いケイマンライセンス。
Tradeviewは取引環境に全力を注いでいるブローカーです。「MT4 ILC口座」「MT5口座」「cTrader口座」はいずれもマーケット直結のECN方式で、個人投資家向けとしては最もクリーンな環境で取引できるほか、スプレッドは平均0.2pipsと激狭で、取引手数料も1ロット(10万通貨)あたり往復5ドルと業界最安水準。
ECN方式のみならず、「MT4 X Leverage スタンダード口座」と「Viking口座」という2つのSTP口座も提供していて、計5つの口座から自身の用途とトレードスタイルに合うものをチョイスできます。
ブローカーの信頼性をはかるうえで最重要ともいえるのが金融ライセンス。Tradeviewは世界トップクラスの信頼性を誇るケイマン諸島金融庁のライセンスを取得しており、XMが保有しているキプロス(CySEC)ライセンスおよびセーシェルライセンスやAXIORYが保有しているベリーズライセンスよりも強力です。資金管理もそのライセンスに見合った盤石なもので、スペイン最大のサンタンデール銀行での分別管理に加え、最大35,000ドルの信託保全にも入っています。
デメリットらしいデメリットは殆ど見当たらないブローカーですが、唯一難点(?)を挙げるとすればボーナスが一切用意されていないことと、最小入金額が1,000ドル~でやや敷居が高いこと。
X Leverage | MT4 ILC | MT5 | cTrader | Viking | |
---|---|---|---|---|---|
プラットフォーム | MT4 | MT4 | MT5 | cTrader | Viking |
取引方式 | STP方式 | ECN方式(?) | ECN方式 | ECN方式 | STP方式 |
口座通貨 | JPY、USD、EUR、GBP、AUD、CAD、CHF、MXN、ZAR | ||||
最小ロット | 0.01 (1,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) | 0.01 (1,000通貨) | 0.1 (10,000通貨) |
レバレッジ | 最大500倍 | 最大200倍 | 最大100倍 | 最大200~400倍 | 最大200~400倍 |
平均スプレッド (メジャーペア) | 2.0pips | 0.2pips | 0.2pips | 0.2pips | 0.6pips |
取引手数料 | 無し | $5 / 1ロット | $5 / 1ロット | $5 / 1ロット | $6 / 1ロット |
追証 | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり | あり |
ロスカット水準 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
信託保全 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 | 最大$35,000 |
ボーナス | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
最低入金額 | $100~ | $1,000~ | $1,000~ | $1,000~ | $1,000~ |
FX通貨ペア | 62種類 | 62種類 | 62種類 | 41種類 | 41種類 |
貴金属CFD | 3種類 | 3種類 | 3種類 | 2種類 | 2種類 |
仮想通貨CFD | 6種類 | 6種類 | 6種類 | 6種類 | 6種類 |
株式CFD | 71種類(別途「Tradeview株式」の口座が必要) |
最低入金額1,000ドル~とやや高め
“上級者向け”と記した理由は最低入金額にあり、先程紹介したAXIORYは200ドル(28,000円)から始められるのに対し、Tradeviewは最低入金額1,000ドル(約14万円)とやや高めに設定されています。
Tradeview側としてもある程度のスキルと知識を持ったトレーダーを呼び込みたい意図があるのでしょうか。
業界最安の取引手数料1ロットあたり5ドル
取引手数料は海外ECN口座としては恐らく最安水準で、1ロット(10万通貨)の取引あたり往復5ドルです。値幅換算すると0.5pipsほどに相当します。
USDJPY(ドル円)やEURUSD(ユーロドル)は平均0.2pipsという限りなくゼロに近いスプレッドで、これに0.5pips相当の取引手数料を上乗せしても実質スプレッドはたった0.7pipsに収まります。
GBPUSD(ポンドドル)は平均スプレッド0.5pipsで実質スプレッド1.0pips、GBPJPY(ポンド円)は平均スプレッド0.7pipsで実質スプレッド1.2pipsほど。
4位:XMTrading / XM Zero口座

最後に紹介するのは、日本人トレーダーに人気のある「XMTrading」というブローカーの「XM Zero口座」。初回口座開設で3,000円の取引用ボーナスが貰えるのが特徴です。
XMTradingの会社概要と評価
XMTradingは2009年から運営されている海外FXブローカーで、運営会社である
Tradexfin Limitedはセーシェル金融庁に認可されています。(登録番号:SD010)
スプレッドや約定力は平凡ですが、ボーナスプログラムがとても豊富なことから今も昔も高い人気を集めています。
初めてXMのリアル口座を開設すると、もれなく3,000円分のボーナスクレジットがプレゼントされ、入金をしなくてもトレードを始められるのが最大の特徴です。
さらには、入金するとその額に応じてボーナスが貰える「入金ボーナス」や、取引するたびにXMPと呼ばれるポイントが貯まる「XMロイヤルティプログラム」など、お得にトレードできる嬉しい特典が満載。
FX通貨ペアのレバレッジは最大888倍(Zero口座は500倍)という高水準。さらには、株式指数の現物・先物や原油も取引できるほか、コモディティに関してはどの海外業者よりも豊富なラインナップで、ありとあらゆる銘柄を一つの口座内で取引できます。
また、Webサイトは完全に日本語化されており、分からないことがあれば社内の日本人スタッフへ日本語で問い合わせることができるほか、秋又龍志氏によるFXウェビナーも行われていたりと、日本人向けサービスがこの上なく充実しています。日本人トレーダーに最も選ばれているのも頷けますね。

スタンダード | マイクロ | KIWAMI極 | XM Zero | |
---|---|---|---|---|
口座の方式 | STP方式 | STP方式 | STP方式 | ECN方式 |
1lotの価値 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | MT4:0.01(10通貨) MT5:0.1(100通貨) | 0.01(1,000通貨) | 0.01(1,000通貨) |
最大ロット | 50(500万通貨) | 100(10万通貨) | 50(500万通貨) | 50(500万通貨) |
レバレッジ | 1倍~1,000倍 | 1倍~1,000倍 | 1倍~1,000倍 | 1倍~500倍 |
スプレッド | やや広い | やや広い | 狭い | 極めて狭い |
手数料 | 無し | 無し | 無し | 往復10通貨 |
追証 | 無し | 無し | 無し | 無し |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり |
ロスカット水準 | 20%以下 | 20%以下 | 20%以下 | 20%以下 |
プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
信託保全 | あり | あり | あり | あり |
口座開設ボーナス | あり | あり | あり | あり |
入金ボーナス | あり | あり | 無し | 無し |
ロイヤルティプログラム | あり | あり | 無し | 無し |
FX通貨ペア | 55種類 | 55種類 | 55種類 | 55種類 |
株式現物指数 | 18種類 | 18種類 | 18種類 | 無し |
株式先物指数 | 12種類 | 12種類 | 12種類 | 無し |
コモディティ | 8種類 | 8種類 | 8種類 | 無し |
貴金属 | 4種類 | 4種類 | 4種類 | 2種類 |
エネルギー | 5種類 | 5種類 | 5種類 | 無し |
仮想通貨 | 31種類 | 31種類 | 31種類 | 無し |
取引手数料は1ロット(10万通貨)あたり10ドル
XM ZERO口座の取引手数料は、1ロット(10万通貨)の取引あたり往復10ドルで、値幅換算すると1pipsほどに相当します。AXIORYの6割増し、Tradeviewの2倍なので、少しでもコストを抑えたい!という方には全くもっておすすめできません。
厳密にいえば、「1ロットあたり往復10ドル」ではなく「1ロットあたり往復10通貨」で、ここでいう“通貨”とは通貨ペアの左側を指しており、USDJPYなら10ドル/1ロット、EURUSDなら10ユーロ/1ロット、GBPAUD/1ロットなら10ポンドです。つまり、通貨ペアごとのレートによって手数料も若干変動します。
USDJPY(ドル円)やEURUSD(ユーロドル)は平均0.1pipsという限りなくゼロに近いスプレッドですが、これに1.0pips相当の取引手数料が上乗せされ、実質スプレッドは1.1pipsほどとなります。
GBPUSD(ポンドドル)は平均スプレッド0.3pipsで実質スプレッド1.3pips、GBPJPY(ポンド円)は平均スプレッド0.9pipsで実質スプレッド1.9pipsほど。
入金無しで始められる口座開設3,000円ボーナス
XMでは、初めてリアル取引口座を開設したトレーダーに対し、もれなく3,000円分の取引用ボーナスを配布しています。
3,000円という額は決して多くありませんが、リアルマネーをリスクに晒さず取引でき、得た利益分は無条件で出金できるので、ボーナス目当てでお試しがてら開設してみるのも良いでしょう。
海外ECN口座4つを徹底比較
口座の基本スペックを比較
AXIORY ナノ口座 | Exness ロースプレッド口座 | Tradeview cTrader口座 | XMTrading ZERO口座 | |
---|---|---|---|---|
口座の方式 | ECN方式 | |||
1lotの価値 | 10万通貨 | |||
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | |||
最大ロット | 1,000(1億通貨) | 200(2,000万通貨) | 無制限 | 50(500万通貨) |
レバレッジ | 最大400倍 | 最大21億倍 | 最大200倍 | 最大500倍 |
手数料 | 6ドル(0.6pips相当) | 7ドル(0.7pips相当) | 5ドル(0.5pips相当) | 10ドル(1.0pips相当) |
プラットフォーム | MT4、cTrader | MT4、MT5 | cTrader | MT4、MT5 |
注文板の利用 | cTraderなら可 | 不可 | 可 | 不可 |
追証 | 無し | |||
ゼロカット | あり | |||
ロスカット水準 | 20%以下 | 0% | 100%以下 | 20%以下 |
最低入金額 | 200ドル (28,000円) | 1,000ドル (14万円) | 1,000ドル (14万円) | 100ドル (14,000円) |
信託保全 | 全額信託保全 | なし | 最大$35,000 | 実質全額信託保全 |
ボーナス | 無し | 口座開設ボーナス |
主要銘柄のスプレッドとコストを比較
主要な銘柄のスプレッド、および取引手数料を加味した実質スプレッドを比較してみました。XM Zero口座の手数料は2019年5月時点の為替レートを適用しています。
AXIORY ナノ口座 | Exness ロースプレッド口座 | Tradeview cTrader口座 | XMTrading ZERO口座 | |
---|---|---|---|---|
USD/JPY ドル/円 | 平均0.2pips (実質0.8pips) | 平均0.0pips (実質0.7pips) | 平均0.2pips (実質0.7pips) | 平均0.1pips (実質1.2pips) |
EUR/JPY ユーロ/円 | 平均0.4pips (実質1.0pips) | 平均0.4pips (実質1.1pips) | 平均0.3pips (実質0.8pips) | 平均0.2pips (実質1.4pips) |
GBP/JPY ポンド/円 | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均0.5pips (実質1.2pips) | 平均0.7pips (実質1.2pips) | 平均0.9pips (実質1.4pips) |
EUR/USD ユーロ/ドル | 平均0.2pips (実質0.8pips) | 平均0.0pips (実質0.7pips) | 平均0.2pips (実質0.7pips) | 平均0.0pips (実質1.1pips) |
GBP/USD ポンド/ドル | 平均0.5pips (実質1.1pips) | 平均0.2pips (実質0.9pips) | 平均0.5pips (実質1.0pips) | 平均0.3pips (実質1.6pips) |
AUD/JPY 豪ドル/円 | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均0.1pips (実質0.8pips) | 平均0.4pips (実質0.9pips) | 平均1.2pips (実質2.0pips) |
AUD/USD 豪ドル/ドル | 平均0.3pips (実質0.9pips) | 平均0.2pips (実質0.9pips) | 平均0.3pips (実質0.8pips) | 平均0.3pips (実質1.0pips) |
NZD/JPY NZドル/円 | 平均0.8pips (実質1.4pips) | 平均0.7pips (実質1.4pips) | 平均0.7pips (実質1.2pips) | 平均2.5pips (実質3.2pips) |
NZD/USD NZドル/ドル | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均0.5pips (実質1.2pips) | 平均0.5pips (実質1.0pips) | 平均1.0pips (実質1.7pips) |
USD/CAD ドル/加ドル | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均0.4pips (実質1.1pips) | 平均0.4pips (実質0.9pips) | 平均0.6pips (実質1.9pips) |
USD/CHF ドル/フラン | 平均0.5pips (実質1.1pips) | 平均0.3pips (実質1.0pips) | 平均0.5pips (実質1.0pips) | 平均0.5pips (実質1.5pips) |
スプレッドだけ見れば3口座とも互角ですが、手数料を加味した実質スプレッドを比較すると総じてTradeviewが最安で、それに次いでAXIORYナノスプレッド口座、XM ZERO口座は明らかに一歩劣る結果となりました。
AUDJPYやNZDJPY、USDCADでは差が顕著に現れています。
入出金方法を比較
AXIORY | Exness | Tradeview | XMTrading | |
---|---|---|---|---|
入金方法 | ||||
カード | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
国内銀行振込 | 対応 | 対応 | 対応 (Curfexの登録必須) | 非対応 |
海外銀行送金 | 対応 | ドル口座のみ | 対応 | 対応 |
bitwallet | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 |
STICPAY | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
ビットコイン | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
出金方法 | ||||
カード | 入金額まで可 | 入金額まで可 | 入金額まで可 | 入金額まで可 |
国内銀行振込 | 対応 | 非対応 | 利益分出金可 (Curfexの登録必須) | 非対応 |
海外銀行送金 | 利益分出金可 | 利益分出金可 | 利益分出金可 | 利益分出金可 |
bitwallet | 利益分出金可 | 入金額まで可 | 利益分出金可 | 利益分出金可 |
STICPAY | 利益分出金可 | 利益分出金可 | 利益分出金可 | 利益分出金可 |
ビットコイン | 利益分出金可 | 入金額まで可 | 入金額まで可 | 利益分出金可 |
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