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FXと外貨預金の大きな違いとして「レバレッジ」が挙げられますが、その本質を理解している方は思いのほか少ないように思えます。
そもそもレバレッジとは何なのか、口座レバレッジと実効レバレッジの違い、筆者が「低レバな国内業者よりもハイレバな海外業者を使うべき」と主張する訳について説き明かしていきます。
記事の目次
そもそも「レバレッジ」とは
株の現物取引や外貨預金は、10万円の資金で最大10万円分の取引までしか出来ませんが、FXの場合は10万円の資金で100万円や1,000万円といった大金を動かすことが可能なのです。
少ない資金で大きな取引を行うこと、いわばテコ(lever)の原理になぞられたこの様子を「レバレッジ効果」(leverage)と言い、レバレッジはFXならではの特徴です。

例えば、1ドル = 110円のドル円(USDJPY)ペアで1万通貨の取引を行う場合、レバレッジを効かせない現物取引の場合は1万 x 110 = 110万円の資金が必要になりますが、レバレッジ10倍だと110万円の10分の1 = 11万円の証拠金で済みます。本来110万円持っていないと出来ない取引が11万円で出来るので、利益は本来の10倍に膨らむ一方、損失も同じく本来の10倍となり、リスクもリターンも本来の10倍となるわけです。
また、現物取引の場合は1ドルが0円になるまでポジションを持ち続けることができますが、レバレッジ10倍の場合は1ドル = 99円に達した段階で資金が底をつきます。
国内業者と海外業者のレバレッジの違い
日本国内のFX業者は個人口座と法人口座で最大レバレッジが異なり、個人口座の場合はどの会社も最大25倍、法人口座では50倍~100倍ほどの変動性となっています。
かつては数百倍という海外業者同様のハイレバレッジが当たり前だった国内のFX業者ですが、金融庁による度重なる規制により2010年8月に個人口座のレバレッジが最大50倍に、翌年2011年8月には最大25倍にまで引き下げ…という経緯を辿ってきました。
さらに追い打ちをかけるように、2018年春には「金融庁が最大レバレッジ10倍規制を実施するかも!?」という報道まで飛び出したくらいなので、おそらく今後もこの規制が緩まることは無いでしょう。(10倍規制はひとまず見送られたもようです…)
その一方で、日本金融庁の監視下にない海外のFX業者は今も昔もハイレバレッジを保っていて、低くても100~200倍、なかには1,000倍を超える業者も!例えば、日本で人気の高いXMTrading (XM)という業者は最大888倍、FBSという業者では驚異の最大3,000倍レバレッジを誇ります。
混同されがちな「口座レバレッジ」と「実効レバレッジ」の違い
ひとくちに「レバレッジ」と言っても、厳密には「口座レバレッジ」と「実効レバレッジ」の2つがあり、両者は全くの別モノです。
「口座レバレッジ」(レバレッジコースとも言う)とは、FX業者ごとに定められた取引口座の最大レバレッジで、例えばXMTradingのスタンダード口座(888倍)では最大888倍のレバレッジで取引ができます。言い換えれば、自動車のスピードメーターのようなもの。
一方の「実効レバレッジ」とは、実際のトレードにおけるレバレッジのことで、取引中のポジションが手持ちの資金 = 証拠金の何倍になっているかを示します。
実効レバレッジは取引量(ロット・枚数)によって自在にコントロールできます。仮に口座の最大レバレッジが1,000倍だったとしても、ロット調節次第では100倍や10倍のトレードもできますし、1倍以下の取引だってできます。
最高時速300km/hのスポーツカーだからといって常に300km/hで走るわけではなく、アクセルの踏みこみ次第で30km/hや100km/hでも走れる、イメージとしてはそんな感じでしょうか。
低レバな国内業者よりもハイレバな海外業者のほうが安全!?
「ハイレバレッジは危険」という認識はもはや定説になりつつありますが、果たして本当にそうでしょうか?
ハイレバレッジな取引はリスクもリターンも大きくなるため、爆益を狙える反面大きく損する可能性も高く、トレードスキルの未熟な初心者には決しておすすめできません。
しかし、先述したとおり「口座レバレッジ」と「実効レバレッジ」は全くの別物であり、トレードにおけるリスクを左右するのは実効レバレッジです。ハイレバな海外業者でも、取引量(ロット)を下げれば国内業者と同じ25倍の取引だってできます。
「低レバ口座だから安全」「ハイレバ口座だから危険」というのは筋違いなので、そう思い込んでいる方は今一度認識を改めなくてはなりませんよ。
また、国内業者は口座残高がマイナスになった際にそのマイナス分を顧客へ請求する「追証」(おいしょう)が設けられいるので、相場の急変動に巻き込まれた際に投資額を超える損失、いわば借金を背負う恐れがあります。
一方の海外業者では、追証を業者側が補填してチャラにしてくれる「ゼロカットシステム」が一般的で、ゼロカットのある業者で取引すれば投資額以上に損することは絶対にありません。
口座レバレッジが低いせいで多くの証拠金を要し、なおかつ追証(投資額を超える損失)のリスクに晒される国内業者。口座レバレッジが高いおかげで少ない証拠金で取引でき、ゼロカット完備なので追証が発生しない海外業者。どちらのほうが安全か?その判断は記事をお読みのあなたに委ねますが、筆者は海外業者を推しています。
ハイレバな海外FX業者おすすめ5社
国内業者とは比にならないハイレバレッジ取引が可能な海外FX業者を5社ピックアップしましたので、おすすめ順にご紹介します。
1. XMTrading (最大888倍)

XMTradingは2009年から運営されている海外FXブローカーで、運営会社である
Tradexfin Limitedはセーシェル金融庁に認可されています。(登録番号:SD010)
スプレッドや約定力は平凡ですが、ボーナスプログラムがとても豊富なことから今も昔も高い人気を集めています。
初めてXMのリアル口座を開設すると、もれなく3,000円分のボーナスクレジットがプレゼントされ、入金をしなくてもトレードを始められるのが最大の特徴です。
さらには、入金するとその額に応じてボーナスが貰える「入金ボーナス」や、取引するたびにXMPと呼ばれるポイントが貯まる「XMロイヤルティプログラム」など、お得にトレードできる嬉しい特典が満載。
FX通貨ペアのレバレッジは最大888倍(Zero口座は500倍)という高水準。さらには、株式指数の現物・先物や原油も取引できるほか、コモディティに関してはどの海外業者よりも豊富なラインナップで、ありとあらゆる銘柄を一つの口座内で取引できます。
また、Webサイトは完全に日本語化されており、分からないことがあれば社内の日本人スタッフへ日本語で問い合わせることができるほか、秋又龍志氏によるFXウェビナーも行われていたりと、日本人向けサービスがこの上なく充実しています。日本人トレーダーに最も選ばれているのも頷けますね。
スタンダード | マイクロ | KIWAMI極 | XM Zero | |
---|---|---|---|---|
口座の方式 | STP方式 | STP方式 | STP方式 | ECN方式 |
1lotの価値 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | MT4:0.01(10通貨) MT5:0.1(100通貨) | 0.01(1,000通貨) | 0.01(1,000通貨) |
最大ロット | 50(500万通貨) | 100(10万通貨) | 50(500万通貨) | 50(500万通貨) |
レバレッジ | 1倍~1,000倍 | 1倍~1,000倍 | 1倍~1,000倍 | 1倍~500倍 |
スプレッド | やや広い | やや広い | 狭い | 極めて狭い |
手数料 | 無し | 無し | 無し | 往復10通貨 |
追証 | 無し | 無し | 無し | 無し |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり |
ロスカット水準 | 20%以下 | 20%以下 | 20%以下 | 20%以下 |
プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
信託保全 | あり | あり | あり | あり |
口座開設ボーナス | あり | あり | あり | あり |
入金ボーナス | あり | あり | 無し | 無し |
ロイヤルティプログラム | あり | あり | 無し | 無し |
FX通貨ペア | 55種類 | 55種類 | 55種類 | 55種類 |
株式現物指数 | 18種類 | 18種類 | 18種類 | 無し |
株式先物指数 | 12種類 | 12種類 | 12種類 | 無し |
コモディティ | 8種類 | 8種類 | 8種類 | 無し |
貴金属 | 4種類 | 4種類 | 4種類 | 2種類 |
エネルギー | 5種類 | 5種類 | 5種類 | 無し |
仮想通貨 | 31種類 | 31種類 | 31種類 | 無し |
2. FBS (最大3000倍)

FBSは2016年から日本人向けサービスを開始したブローカーで、5種類もの取引口座を用意しています。そのうち、「スタンダード口座」「マイクロ口座」「ゼロスプレッド口座」の3口座は最大3000倍という超ハイレバレッジで、業界最高水準を誇ります。
全ての口座に対しゼロカットが設けられており、ロスカット水準も20%と緩めなので、ギャンブル性の高いハイレバトレードにはうってつけの業者です。
「Trade 100 Bonus口座」を除き口座開設ボーナスは用意されていないものの、累計入金額が2万ドル(約220万円)に達するまで入金するたびに同額のボーナスクレジットを受け取ることができるのは心強い特典。例えば10万円入金すると10万円分のボーナスが付与され、計20万円の証拠金が追加されます。(入金ボーナスを受け取るためには、promo@fbs.com宛にメールで申請する必要有り)
決定的なデメリットは、円建ての取引口座が用意されていないことでしょうか。ドル建て口座かユーロ建て口座しか選べません。
口座タイプ | セント | マイクロ | スタンダード | ゼロスプレッド | ECN |
---|---|---|---|---|---|
口座の方式 | STP方式 | ECN方式 | |||
1lotの価値 | 1,000通貨 | 10万通貨 | |||
最小ロット | 0.01(10通貨) | 0.01(1,000通貨) | |||
最大ロット | 500(5,000万通貨) | 500(50万通貨) | |||
最大レバレッジ | 1,000倍 | 3,000倍 | 500倍 | ||
スプレッド | 標準的 | 広い | 狭い | 無し | 狭い |
手数料 | 無し | 20ドル | 6ドル | ||
追証 | 無し | ||||
ゼロカット | あり | ||||
ロスカット水準 | 20%以下 | ||||
プラットフォーム | 20%以下 | ||||
最低入金額 | 1ドル | 5ドル | 100ドル | 500ドル | 1,000ドル |
信託保全 | 全額信託保全 | ||||
ボーナス | 2万ドルまでの100%入金ボーナス | 無し | |||
FX通貨ペア | 35種類 | 25種類 | |||
貴金属 | 4種類 | 無し | |||
CFD | 3種類 | 無し | |||
仮想通貨 | 4種類 | 無し |
3. HotForex (最大1000倍)

HotForexは主にアジア諸国で支持を集めている海外FXブローカーで、アジア及び日本の顧客を管理するHF Markets (SV) Ltdはセントビンセント・グラナディーン金融庁にて認可されています。(登録番号:22747 IBC 2015)
最大の特徴はボーナス。HotForexでは3種類のボーナスが用意されていて、そのうちの一つ「100%スーパーチャージボーナス」は累計入金額が5万ドル(約550万円)に達するまで、口座へ入金するたびに入金額に対する100%ボーナスが貰えます。
53種のFX通貨ペアのほか、貴金属CFD、原油CFD、株式指数CFD、さらには海外個別株CFDや仮想通貨CFDなどなど豊富な取引銘柄。しかもレバレッジは「マイクロ口座」は最大1,000倍、その他の口座でも最大500倍という高水準!(コモディティCFDは最大200倍、仮想通貨CFDは最大10倍、個別株CFDは最大14.28倍)
円建て口座が作れない(米ドル口座とユーロ口座のみ)、銀行送金に対応していない等のデメリットはあるものの、今後の発展に期待できるブローカーです。
[spec-hotforex]4. Titan FX (最大500倍)

Titan FXは2015年に設立されたばかりの新鋭ブローカーで、運営会社TI Securities Limitedはバヌアツ共和国金融庁(VFSC)に認可されています。(登録番号:40313)
大量の注文を即座に裁くべく、レイテンシー(遅延)が少ないことで知られる米ニューヨークのEQINIX社のデータセンターに取引システムを設置しており、自慢の「ZERO POINTテクノロジー」として提供しています。
用意されているのはSTP方式のStandard(スタンダード)口座とECN方式のBlade(ブレード)口座の2つ。両口座共に最大レバレッジ500倍を誇り、しかも口座残高がどれほど増えてもレバレッジ制限を受けません。
海外業者ながら日本語サポートも完璧。Webサイトはほぼ全て日本語化されているだけでなく、日本語によるオンラインチャットやメールサポートも受けられます。英語に不慣れな方でも安心して使い始められます。
スタンダード口座 | ブレード口座 | |
---|---|---|
口座の方式 | STP方式 | ECN方式 |
1lotの価値 | 10万通貨 | |
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | |
最大ロット | 100(1,000万通貨) | |
レバレッジ | 1〜500倍 | |
スプレッド | 標準的 | 狭い |
手数料 | 無し | 往復7ドル(0.7pips相当) |
追証 | 無し | |
ゼロカット | あり | |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% | |
プラットフォーム | MetaTrader 5、MetaTrader 4 | |
最低入金額 | 2万円、200ドル、200ユーロ | |
信託保全 | 無し | |
ボーナス | 無し | |
取り扱い銘柄 | FX通貨ペア:57種類、貴金属CFD:11種類、株式指数CFD:21種類、原油CFD:4種類、仮想通貨CFD:24種類 |
5. iFOREX (最大400倍)

iFOREX(アイフォレックス)は1996年創業の老舗ブローカーで、海外FXの火付け役ともいえる存在です。運営会社Formula Investment House Ltdは英領バージン諸島の金融サービス委員会に認可されています。(登録番号:SIBA/L/13/1060) また、キプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンス(登録番号:143/11)も保有しています。
最大の特徴はロスカット水準が0%であること。言い換えれば強制ロスカットが存在しないため、口座残高が尽きるまでポジションを保有でき、ギャンブル性の高いハイレバトレードとの相性は抜群です。レバレッジは最大400倍と十分な水準。(株式CFDは最大20倍、仮想通貨CFDは最大10倍)
また、取引銘柄がぶっちぎりで多く、90種類を超えるFX通貨ペアのほかにも多数の株式指数CFD、150種類以上の個別株CFD、さらには18種類の仮想通貨CFDまで扱っています。
海外FXとしては珍しくOTC(DD)方式を採用しているといわれていますが、これまでレートの不正操作やストップ刈り等の報告は確認されていませんし、出金拒否の報告もありません。(過去には3,000万円の出金報告も有り) NDD方式のクリーンな業者に比べるとどうしても透明性の部分で懸念が拭いきれませんが、ゼロカットを設けているぶん国内業者よりも安全といえるでしょう。
ボーナスも豪華で、初回入金に限り上限10万円までの100%ボーナス(2倍ボーナス)と上限200万円までの40%ボーナスが貰えるほか、口座へ10万円以上入れておくことで最大年利3%の利息を受け取ることも!
口座の方式 | OTC(DD)方式 |
---|---|
1lotの価値 | 10万通貨 |
最小ロット | 0.01(1,000通貨) |
最大ロット | 50(500万通貨) |
レバレッジ | 最大400倍(仮想通貨は最大10倍、株式は最大20倍) |
スプレッド | USDJPYやEURUSDは平均1.8pips、GBPUSDは平均3.0pips |
手数料 | 無し |
追証 | 無し |
ゼロカット | あり |
ロスカット水準 | 0%(強制ロスカット無し) |
プラットフォーム | Webブラウザ上で動く独自のプラットフォーム |
最低入金額 | 1万円 |
資金保全 | 分別管理のみ |
ボーナス |
|
FX通貨ペア | 90種類以上 |
コモディティ | ゴールド、原油、天然ガス、コーヒーなど16種類 |
株式指数 | 日経225、NYダウ、香港ハンセン株価指数など34種類 |
株式 | 米国株、英国株、日本株、香港株など150種類以上 |
仮想通貨CFD | ビットコイン、イーサリアム、リップルなど18種類 |
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