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海外のFX業者で口座開設するとき、間違いなく登場するのが「デモ口座」。
この記事では、「デモ口座」とは一体何なのか、リアル口座とデモ口座の違い、デモ口座の活用例などを詳しく紹介していきます。
記事の目次
「デモ口座」とは?何のために用意されているの?
「デモ口座」とは、実際のお金を入金せずに仮想のお金を使用して取引するための口座です。デモとはいえ、実際の為替レートと限りなく同じレートが配信されるので、本物さながらのトレード練習ができます。
使い方は人それぞれですが、トレードの練習や自動売買プログラムの動作テストなどに最適です。
デモ口座の活用事例↓
- トレード未経験の方が仮想のお金で練習
- 取引プラットフォーム(MT4、MT5、cTraderなど)の操作方法に慣れる
- 自動売買プログラム(EA)の動作テスト
- チャート分析用のデモ口座+取引用のリアル口座という使い分け
リアル口座とデモ口座の違い

リアル口座とデモ口座は、実際の取引画面や取引ツールの使い勝手こそ似通ってはいるものの、根本的には全くの別物です。
リアル口座とデモ口座の違いついて、今一度理解を深めておきましょう。
リアル口座はリアルマネー、デモ口座はバーチャルマネー
リアル口座とデモ口座の最大の違いは、取引に本物のお金(リアルマネー)を使用するか仮想のお金(バーチャルマネー)を使用するかにあります。
リアル口座はその名のとおり本物のお金(リアルマネー)を動かす口座で、自身の投資資金を入金し、その資金を使ってFXトレードを行います。リアル口座の残高や含み損益が上下するということは、手持ちの資金が増えたり減ったりするということです。
一方のデモ口座は、仮想のお金(バーチャルマネー)で取引を行うための口座です。本物のお金を入金するわけではないので、デモ口座でどれだけ稼いでも損しても自身のお財布には何ら影響ありません。
デモ取引の注文は市場には一切流れない
デモ口座のレートは限りなく本物に近いものが配信されますが、取引は完全なるバーチャルです。
あなたがもしデモ口座で超大口の注文を行ったとしても、業者のサーバーに“注文した記録”が残るだけで、実際の為替市場には一切影響を及ぼしません。
為替市場に影響を及ぼすのはリアル口座の取引だけです。
取引先サーバーと配信レート
ほぼすべてのFX業者は、リアル口座の取引サーバーとデモ口座の取引サーバーをきっちり分けています。
海外FX業者のXMTradingを例に出すと、リアル口座は「XMTrading-Real25」「XMTrading-MT5」といったサーバーで、デモ口座は「XMTrading-Demo 3」といったサーバーで管理されています。
また、サーバーが異なることから、配信レートやスプレッドにもわずかな差が生じる可能性があります。
デモ口座を使う際の注意点
デモ口座でいくら稼いでも1円も出金できない
先ほども解説したとおり、デモ口座はあくまでも仮想のお金を動かす練習用の口座なので、デモ口座で100万円や1億円を稼いだとしても1円も出金できません。“稼いだ”という仮想の取引記録が残るだけです。
仮想のお金から本物のお金を生み出せてしまうなら、みんなこぞってデモ口座を使うわけで…当たり前といえば当たり前ですよね。
デモ口座の約定力はまったく当てにならない
リアル口座とデモ口座では取引サーバーが異なるため、デモ口座の約定力が必ずしもリアル口座の約定力を保証するとは限りません。値動きやスプレッドは大差ありませんが、「約定力」これに関しては本当になんとも言えない部分です。
「デモ口座ではサクサク約定したのに、リアル口座だと遅くてなかなか約定しない」といったケースは散見されるため、デモ口座の約定力はまったく当てにならないと言っても良いでしょう。
特にスキャルピングや自動売買において、約定力は死活問題なので、業者のスペックを試す際はデモ口座ではなくリアル口座を使うようにしましょう。
デモ取引は緊張感に欠けるので、メンタルトレーニングには向かない
投資初心者がぶっつけ本番のリアル口座で自己資金を運用し始めるのは危険極まりない行為ですが、逆に“デモ慣れ”もあまり褒められた話ではありません。
トレードで勝ち続けるためには、適切なマネーマネージメントとメンタルコントロールが必須となるわけですが、バーチャルマネーを動かすだけのデモ口座を繰り返していると緊張感のないトレードに慣れてしまいます。その結果、デモでは勝てたのにリアルでは勝てない!という最悪の現象に陥ってしまうのです。
エントリー前の緊張感やトレードにおける自己の精神状態、損したときの痛み、トレードを終えた後の反省などはリアル口座でしか味わえません。少額でも良いのでまずはリアル口座で実戦を体感し、失敗と改善をひたすら繰り返すことがトレード上達の近道といえるでしょう。
業者によってはデモ口座に有効期限を設けているケースも
FX業者によってはデモ口座に有効期限を設けている場合があるので、長く使いたい場合は前もって調べておきましょう。
例えば、国内最大手のDMM FXやヒロセ通商のLION FXでは開設から3ヶ月間、GMOクリック証券ではたった1ヶ月間で期限切れとなり使えなくなります。
デモ取引を行うなら、海外FX業者の「BigBoss」がおすすめです。取引プラットフォームはMetaTrader 4(MT4)の一択ですが、なんと無期限でデモ口座が使えます。
MetaTrader 5(MT5)のデモ口座を使いたい方には「XMTrading」を、cTraderのデモ口座を使いたい方には「AXIORY」をおすすめします。両業者ともに90日の有効期限こそ設けられているものの、「最終ログイン日から90日」となっているので、90日間完全に放置しない限り使い続けることができますよ。
デモ口座を提供している海外FX業者
さいごに、デモ口座を提供しているおすすめの海外FX業者をまとめました。いずれの業者も、メールアドレスと電話番号さえあればすぐにデモ口座を利用できて、面倒な書類の提出などは一切不要です。
表中の業者名をクリックすると、デモ口座の開設ページへ直接アクセスできます。
業者名 | 取引プラットフォーム | 有効期限 |
---|---|---|
XMTrading | MT4、MT5 | 最終ログインから90日間 |
AXIORY | MT4、cTrader | 最終ログインから90日間 |
BigBoss | MT4 | 無期限 |
Titan FX | MT4、MT5 | 30日間(ライブ口座保有者は無期限) |
HotForex | MT4、MT5 | 30日間(ライブ口座保有者は無期限) |
Tradeview | MT4、MT5、cTrader | 90日間(ライブ口座保有者は無期限) |
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