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日本国外には魅力的なFXブローカーが数多く存在するので、多種多彩な口座を使い比べてみるというのも愉しみかたのひとつ。
裁量トレーダーであり自称FXレビュワーでもある筆者もまた、これまだ数え切れぬほどの口座と触れ合ってきましたが、この記事を書いている2019年3月時点では「口座のスペックとコストの安さで選ぶならTradeview ForexのcTrader ECN口座が最強」というのが結論です。
この記事ではTradeviewのcTrader口座の特徴を隈なくまとめました。
記事の目次
新時代のプラットフォーム「cTrader」

Tradeview Forexが提供する「cTrader口座」とは、Spotware Systems社が開発した取引プラットフォーム「cTrader」(シートレーダー)に対応した取引口座です。
FXのプラットフォームといえばMetaQuotes社のMetaTrader 4とMetaTrader 5が定着していて、むしろMetaTraderを採用していない海外ブローカーを探すほうが難しいくらい。それに比べcTraderはまだまだマイナーな存在で、採用している業者も限られていますが、実は“新時代のスタンダード”にもなり得る優れたプラットフォームなのです。
cTrader最大の魅力は透明性の高さ。
MetaTraderはSTP方式を想定したつくりなので、ECNを謳うMetaTrdaer口座(XM Zero口座やTitan FX Blade口座など)は実のところ正真正銘のECNではなく、半ば無理やりECN風の環境を作っています。MT4で取引板が表示できないのはそのためです。
一方、cTraderはECN方式の第一条件であるDMA(ダイレクトマーケットアクセス)を前提としたプラットフォームなので、ディーラーやブローカーによる価格操作は絶対に起こりえませんし、取引板もしっかり確認できます。
操作性やUI(見た目)は好みの分かれるところではありますが、MetaTraderよりも直感的に扱えますし、日本語対応に関しても完璧。
ワンクリック注文はもちろんのこと、全ポジションの一括決済や途転注文(買いポジション決済と同時に売り注文など)などなど、MetaTraderにはない便利な発注機能がてんこ盛り。「UTC+9」を選ぶだけでチャートを日本時間に切り替えられるのも大変嬉しいポイントです。
TradeviewのcTrader口座が最強である6つの理由
1. この上なくクリーンなECN方式
先述のとおり、cTraderはECN方式のために作られたプラットフォームなので、ネイティブなECN環境で取引できます。
ECN方式とは、ブローカーや銀行やリクイディティプロバイダーなどが参加する取引システムElectronic Communications Network(エレクトロニック・コミュニケーションズ・ネットワーク)に直結する取引方式です。STP方式同様にNDD方式のうちの一つですが、STPはブローカー内のサーバーで処理されるのに対し、ECNは世界中の注文同士が直接マッチングする仕組みなので、ブローカーやディーラーによる価格操作は起こりえません。
一般投資家向けの取引形態としては最もクリーンな取引形態といえるでしょう。
2. 業界最安級のスプレッドと取引コスト
ECN方式ではスプレッドに業者の取り分は含まれておらず、いわば“生のレート”が配信されるため、STP方式よりもスプレッドが狭くなっています。
しかしそれでは業者は儲けられませんので、スプレッドとは別に「取引手数料」という外だし式の手数料を徴収しています。つまり、スプレッドと取引手数料を合算したものがECN口座における実質スプレッド = 取引コストになります。
Tradeviewの強みはまさにこの取引コストで、スプレッドも取引手数料も業界最安級です。例えばXM Zero口座では1ロット(10万通貨)の取引に対し10ドル(10通貨)、 Axioryのナノスプレッド口座では1ロットに対し6ドルの手数料が掛かりますが、TradeviewのcTrader口座は1ロットに対し5ドルでXM Zero口座の半額。
米ドル/日本円やユーロ/米ドルといったメジャーな通貨ペアのスプレッドは通常0.1~0.3pipsと激狭で、手数料を上乗せしても実質スプレッドは1pips未満。スキャルピングやデイトレードとの相性は抜群です。
3. 最大200倍または400倍のハイレバレッジ
最大レバレッジも必要十分な水準で、200倍または400倍。
口座開設後のレバレッジは最大200倍となっていますが、口座の資金がそれほど多くなければ(明確な基準は不明)最大400倍へ引き上げてもらえるようです。引き上げを希望される方は、レバレッジ変更申請ページより申請しましょう。
4. ゼロカットあり・追証無し
Tradeviewでは全ての口座に対し「ゼロカット」を設けています。相場の急変動に巻き込まれて強制ロスカットが遅れ、万が一残高がマイナスへ達したとしても、Tradeview側が補填してくれるので、追証(おいしょう)が請求されたり元本以上の損失を被る恐れはありません。
一方の日本国内はというと、金融商品取引法によって「顧客の損失を業者が補填する行為」つまりゼロカットそのものが禁止されているため、国内業者には例外なく追証が設けられています。つまり元本を超える不意の損失が生まれる恐れがあり、ひとたび発生した追証は“借金”というかたちで自身の身に降りかかることになりますから、追証が設けられている時点で多大なリスクを背負うことになるのです。
5. 0.01ロット(1,000通貨)から取引可能
Tradeviewでは現在「MetaTrader 4 ILC口座」「MetaTrader 5口座」「cTrader口座」「Currenex Viking口座」の4つの口座を提供していますが、0.01ロット(1,000通貨)からの少額取引ができるのはcTrader口座のみで、他の3口座は0.1ロット(1万通貨)~。
細かなロットコントロールができるのもcTrader口座の強みです。
6. 信頼性の高いケイマンライセンス+最大35,000ドルの信託保全
Tradeview LTDは「Tradeview Forex」「Tradeview Stocks」「Trade Gate Hub」「Tradeview Prime」の計4つのサービスを展開するインターネット証券会社で、実は2004年から運営されている超老舗。現在はイギリス領ケイマン諸島最大の島であるグランドケイマン(Grand Cayman)に籍を置き、ケイマン諸島金融庁(CIMA)のライセンス(585163)を取得しています。
ケイマン諸島は世界有数のタックスヘイブンとして知られており、所得や利益、財産、キャピタルゲイン、売上、遺産、相続等が全て非課税。約300の銀行に約800の保険会社、そして約1万ものファンドなど、世界中の金融機関がひしめき合う金融大国で、それらを監視しているケイマン諸島金融庁(CIMA)は世界トップレベルの信頼性を有しています。
資金の保全体制も万全です。顧客の資金はすべてスペイン最大のサンタンデール銀行で分別管理され、一人あたり最大35,000ドル = 約380万円まで補償される信託保全にも加入しています。
Tradeviewの気になるポイント
最低入金額が1,000ドル~とやや敷居が高い
XM Zero口座は100ドルから、Axioryのナノスプレッド口座は200ドルから入金できる一方、Tradeviewで取引を始めるためには最低でも1,000ドルの証拠金を入金せねばなりません。
もともとビギナーよりも上級者を意識したブローカーなので、これもまたイメージ戦略の一環でしょうか。
国内銀行送金に対応していない
代金収納業者を介すことで国内銀行送金を可能としている海外ブローカーもありますが、Tradeviewでは国内銀行送金を採用しておらず、銀行振込は海外送金のみ。
代替策として推奨されているのが、オンライン決済サービス「bitwallet」(ビットウォレット)を介したカード入金。本来bitwalletへカード入金すると4~5%の手数料が掛かってしまいますが、Tradeview公式のbitwallet入金ページから申請すればTradeview側が負担してくれるため、手数料無料で入金できるというものです。
出金についてもbitwalletに対応していて、Tradeviewからbitwalletへ出金する段階で100円、bitwalletから国内の銀行口座へ引き出す段階で824円、合計924円の手数料が掛かります。決して安くはありませんが、海外送金に比べると圧倒的に抑えられますし、海外送金ほど時間も掛かりません。(Tradeview→bitwalletは数時間ほど、bitwallet→国内銀行口座は通常2〜3営業日ほど)

ボーナスは一切無し
Tradeviewは最高の取引環境と業界最安級の取引コストが売りです。そのため、ボーナス配布やキャッシュバック等のキャンペーンは一切行っていません。
駆け出しトレーダーにとってボーナスは確かに魅力的ですが、ボーナスが絡んだがために出金時に手こずったり、業者によっては“隠れ条件”が潜んでいたりと、トラブルの種にもなり得ます。逆に、ボーナスへ嫌気がさしたときこそTradeviewへ乗り換えるよい機会かもしれませんね。
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