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Tradeview口座の種類と選び方を解説(XLeverage、ILC、cTrader、MT5)

この記事は、日本非居住者を対象にしたものであり、日本居住者に対して投資情報の発信・投資助言・勧誘を行うものではありません。

日本語対応のプロ向け海外FXブローカー「Tradeview Forex」が提供する5種の口座「MetaTrader 4 X Leverage口座」「MetaTrader 4 ILC口座」「MetaTrader 5口座」「cTrader口座」「Currenex Viking口座」それぞれの仕様や特徴をまとめました。

  • 業界最安級のスプレッド・取引コスト
  • 透明性の高いECN方式
  • 新時代の取引ツール「cTrader」対応
  • プロトレーダー御用達の老舗ブローカー

業界最安水準のスプレッドを体感しよう!

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Tradeviewが提供する口座の種類は5つ

X Leverage MT4 ILC MT5 cTrader Viking
プラットフォーム MT4 MT4 MT5 cTrader Viking
取引方式 STP方式 ECN方式(?) ECN方式 ECN方式 STP方式
口座通貨 JPY、USD、EUR、GBP、AUD、CAD、CHF、MXN、ZAR
最小ロット 0.01 (1,000通貨) 0.1 (10,000通貨) 0.1 (10,000通貨) 0.01 (1,000通貨) 0.1 (10,000通貨)
レバレッジ 最大500倍 最大200倍 最大100倍 最大200~400倍 最大200~400倍
平均スプレッド
(メジャーペア)
2.0pips 0.2pips 0.2pips 0.2pips 0.6pips
取引手数料 無し $5 / 1ロット $5 / 1ロット $5 / 1ロット $6 / 1ロット
追証 無し 無し 無し 無し 無し
ゼロカット あり あり あり あり あり
ロスカット水準 100% 100% 100% 100% 100%
信託保全 最大$35,000 最大$35,000 最大$35,000 最大$35,000 最大$35,000
ボーナス 無し 無し 無し 無し 無し
最低入金額 $100~ $1,000~ $1,000~ $1,000~ $1,000~
FX通貨ペア 62種類 62種類 62種類 41種類 41種類
貴金属CFD 3種類 3種類 3種類 2種類 2種類
仮想通貨CFD 6種類 6種類 6種類 6種類 6種類
株式CFD 71種類(別途「Tradeview株式」の口座が必要)

MetaTrader 4 X Leverage口座 / ILC口座

世界で最も選ばれているプラットフォーム

MetaQuotes Software社の「MetaTrader 4」(メタトレーダー)は言わずとしれた世界標準のFX取引プラットフォームで、もはやMT4非対応の海外ブローカーを探すほうが困難。

TraderviewでももちろんMT4口座を提供しています。

62種もの豊富な通貨ペア+仮想通貨も取引可

MT4口座で取引できる通貨ペアの数は実に62にも及び、USDTHB(米ドル/タイバーツ)やUSDCZK(米ドル/チェココルナ)なんて珍しいペアも取引できます。貴金属CFDはXAUUSD(ゴールド/米ドル)、XAUEUR(ゴールド/ユーロ)、XAGUSD(シルバー/米ドル)の3種。

また、6種の仮想通貨ペア(BTCUSD、BTCJPY、ETHUSD、LTCUSD、XRPUSD、XBNUSD)も取引できるので、「MT4でビットコインチャートを開きたい」という方はTradeview検討してみましょう。

たくさんのインジケータやEAが使える

MT4の強みは有志によって開発されたインジケータやEAが無数に存在するということ。世界で最もプラットフォームというだけあり、配布されているインジケータやEAの数も膨大で、「こんな機能がほしい」という願いは大抵叶います。

「X Leverage口座」と「ILC口座」は似て非なるもの

Tradeviewでは「X Leverage口座」と「ILC口座」という2種類のMT4口座を提供していて、MT4を採用しているという点では共通していますが、中身はまるで別物。

「X Leverage口座」は別名「スタンダード口座」とも呼ばれ、スプレッドやや広めで取引手数料が発生しないSTP方式を採用しています。Tradeviewでは最高となる500倍のハイレバレッジ、最小0.01ロット(1,000通貨)からポジションを持てるというメリットは存在するものの、メジャー通貨ペアで平均2pipsというスプレッドは決して狭いとはいえません。

良くも悪くも特筆すべき点の無い口座ですので、あえて選ぶ理由は薄いでしょう。

一方の「ILC口座」はマーケット直結のECN方式を謳っているため、狭いスプレッドとは別に1ロット(10万通貨)につき往復5ドルの取引手数料が発生します。ただし厳密に言うとMT4はECN向けに作られたプラットフォームではないため、ECNの強みである「注文板」が利用できず、ECNに近い“疑似ECN”に過ぎません。ネイティブなECN環境で取引したい方はcTrader口座を選ぶべきです。

MetaTrader 5口座

MT4よりも機能と操作性が向上

MetaTrader 5はそのナンバリングのとおりMT4の後継で、機能や操作性が向上しています。

時間足はMT4の9種類から21種類へ増え、3分足や8時間足等が選べるように。銘柄の検索が簡単になり、気配値ウィンドウがより使いやすくなっていたり、ナビゲーターウィンドウが整理されて見やすくなっていたりと、やや乱雑だったMT4の操作系統が一新されています。

また、マルチコア処理に対応したことで、最近パソコンならMT4よりも速く動作します。

EAやインジケータの充実度でいえばMT4には敵いませんが、それ以外の部分は確実にMT4よりも改善されていますので、自動売買に興味がなければMT5を選ぶべきでしょう。

62種もの豊富な通貨ペア+仮想通貨も取引可

銘柄数はMT4 ILC口座と何ら変わらず、62にも及ぶ豊富な通貨ペアのほか、3種の貴金属CFD、それから6種の仮想通貨CFDを取引できます。

レバレッジは最大100倍と比較的低め

レバレッジは最大100倍と他口座に比べると低めですので、ハイレバトレードはできません。

cTrader口座

ECNのために作られたプラットフォーム

Spotware Systems社が開発した「cTrader」 (シートレーダー)はECN方式に特化したプラットフォームですので、マーケット直結のネイティブなECN環境で取引可能で、ECNならではの注文板も表示できます。

もちろん操作性やUI(見た目)は好みの分かれるところではありますが、MetaTraderよりも作りが直感的で、日本語対応も完璧です。

ワンクリック注文はもちろんのこと、全ポジションの一括決済や途転注文(買いポジション決済と同時に売り注文など)など、MetaTraderにはない便利な発注機能がてんこ盛り。「UTC+9」を選ぶだけでチャートを日本時間に切り替えられるのも大変嬉しいポイント。

取引銘柄は少なめ

MT4 ILC口座とMT5口座に比べると取引銘柄は少なく、FX通貨ペアは21種少ない41種に削られていますが、大抵の方は困らないでしょう。仮想通貨CFDは他口座同様です。

最大400倍のハイレバレッジ

口座開設後のレバレッジは最大200倍となっていますが、口座の資金がそれほど多くなければ(明確な基準は不明)最大400倍へ引き上げてもらえるようです。

引き上げを希望される方は、レバレッジ変更申請ページより申請しましょう。

最小0.01 = 1,000通貨から取引できる

細かなところですが、他のECN口座は最小ロットが0.1ロット = 10,000通貨なのに対し、cTrader口座だけ0.01 = 1,000通貨~となっています。少資金から初めたい方や緻密なロット管理をしたい方はcTrader口座を選ぶと良いでしょう。

Currenex Viking口座

機関投資家向けのプラットフォーム

Currenex社の「Viking」(バイキング)は、機関投資家や大口トレーダー向けに開発されたプロ仕様のプラットフォームで、取引の透明性や約定速度は世界トップレベルです。

しかしながら、ネット上にはVikingに関する情報は限られており、少なくとも日本語で使い方を解説しているようなサイトは見つからないので、自身で一からマスターせねばなりません。もちろん日本語非対応なので、使いこなすには相当の時間を要するでしょう。

取引銘柄は少なめ

MT4口座とMT5口座に比べると取引銘柄は少なく、FX通貨ペアは21種少ない41種に削られていますが、大抵の方は困らないでしょう。仮想通貨CFDは他口座同様です。

スプレッドと手数料が割高

TradeviewのCurrenex Viking口座はSTP方式を採用していますが、スプレッドの他に取引手数料も掛かります。

スプレッドそのもの他口座よりも広めで、なおかつ取引手数料も他口座より1ドル高い往復6ドル/1ロットとなっているので、ペアによっては倍近い取引コストが掛かります。「どうしてもVikingで取引したい」というこだわりでもない限り選ぶメリットはありませんね。

最大400倍のハイレバレッジ

口座開設後のレバレッジは最大200倍となっていますが、口座の資金がそれほど多くなければ(明確な基準は不明)最大400倍へ引き上げてもらえるようです。

引き上げを希望される方は、レバレッジ変更申請ページより申請しましょう。

どの口座を選ぶべき?

MT4 X Leverage口座、MT4 ILC口座、MT5口座、cTrader口座、Viking口座。それぞれの特徴を見てきましたが、皆さんはどの口座に惹かれますか?

おそらく最もバランスの良いのはcTrader口座でしょうし、cTraderが使いたいがためにTradeviewを選ぶという方も一定数居られることと思います。正真正銘のECN環境で取引できますし、レバレッジは最大200倍もしくは400倍と高く、他のECN口座は0.1ロット単位なのに対しcTrader口座なら0.01ロット単位でポジションを持てます。

関連記事:TradeviewのcTrader ECN口座が現状最強の海外FX口座である理由

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