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海外FXブローカーの「AXIORY」(アキシオリー)では、「スタンダード口座」「ナノスプレッド口座」「テラ口座」「アルファ口座」の計4種類の取引口座を用意しています。
この記事では各口座タイプの特徴や違い、スプレッドや取引コストの差を詳しくまとめましたので、口座選びの際の参考にしていただければ幸いです。
記事の目次
AXIORYの口座タイプ比較表
口座タイプ | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | テラ口座 | アルファ口座 |
---|---|---|---|---|
プラットフォーム | MT4 cTrader | MT4 cTrader | MT5 | MT5 |
口座の方式 | STP方式 | ECN方式 | ||
1lotの価値 | 10万通貨 | - | ||
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | 1株 | ||
最大ロット | 1,000(1億通貨) | 10万株 | ||
レバレッジ | 残高10万ドル未満:1倍~400倍 残高10万~20万ドル:1倍~300倍 残高20万ドル以上:1倍~200倍 | 1倍(現物) | ||
スプレッド | 標準的 | 狭い | ||
手数料 | 無し | 往復6ドル(0.6pips相当) | あり | |
注文板の利用 | 不可 | 可 | 可 | 可 |
取扱銘柄 | 61種の通貨ペア 10種の株式指数CFD 4種の貴金属CFD 2種の原油CFD | 124種類の個別株 70種類のETF | ||
追証 | 無し | |||
ゼロカット | あり | - | ||
ロスカット水準 | 20%以下 | - | ||
最低入金額 | 200ドル (20,000円) | |||
信託保全 | ユニオン銀行(Union Bank AG)での全額信託保全 | |||
ボーナス | 無し |
各口座タイプの特徴をかんたんに解説
スタンダード口座の特徴

「スタンダード口座」は、その名前のとおり海外FXとしてはよくあるスペックの口座です。
取引方式としては「STP方式」を採用していて、これは海外FXで最も多く採用されている方式。
スプレッドに業者側の利益が上乗せされているので、別途手数料がかかることはありませんが、ナノスプレッド口座やテラ口座に比べスプレッドが広くなっています。
取引プラットフォームは、MT4かcTraderから選べます。
ナノスプレッド口座の特徴

「ナノスプレッド口座」は、マーケット直結のECN方式を採用した取引口座で、透明性と約定力が高いです。
ECN方式では、トレーダーの注文同士を直接マッチングさせる仕組みのため、流動性が高い銘柄では約定が速くなる傾向があります。また、スプレッドに業者の利益が上乗せされないので、スプレッドがとても狭くなります。
ECN方式特有のデメリットとして、スプレッドとは別に取引手数料が徴収される点が挙げられます。
しかし、ナノスプレッド口座では1ロット(10万通貨)の取引あたり6ドル、値幅に換算するとわずか0.6pips相当なので、スプレッドと手数料を合わせてもスタンダード口座のスプレッドより安上がりとなります。
取引プラットフォームは、MT4かcTraderから選べます。
テラ口座の特徴

「テラ口座」は、2021年5月にリリースされた新しい口座タイプで、従来の「ナノスプレッド口座」をMT5に対応させた口座です。
取引方式はナノスプレッド口座と同じくECN方式を採用しています。スプレッドや手数料、レバレッジなど、スペックもナノスプレッド口座と全く同じとなっています。
AXIORYとしては初のMT5対応口座なので、これまでAXIORYのMT4に不満を持っていた方は、ぜひテラ口座を試してみましょう。
アルファ口座の特徴

「アルファ口座」は、2021年6月にリリースされた新しい口座タイプで、米国と欧州の個別株・ETFに特化した口座です。
リリース時点では、124種類の個別株と70種類のETFがラインナップされています。
取引プラットフォームは、テラ口座と同じMT5で、MT5で株式をトレードできる業者は非常に珍しい存在です。
これまではFXを中心に取り扱っていて、おまけ程度で個別株CFDも提供していたAXIORYですが、株式に特化したアルファ口座の登場によって、総合的なブローカーとしての道を歩み始めました。
STP方式のスタンダード口座、ECN方式のナノ口座/テラ口座
スタンダード口座とナノスプレッド/テラ口座は取引形態そのものから異なり、スタンダード口座はSTP方式を、ナノスプレッド口座とテラ口座はECN方式を採用しています。
- STP方式:Straight Through Processingの略
- ECN方式:Electronic Communications Networkの略
STP方式もECN方式もディーラーの裁量が入らないNDD(ノンディーリングデスク)方式に分類されますが、処理方法には大きな違いがありますので、それぞれの特徴をみていきましょう。
STP方式:海外FXで一般的な方式
AXIORYのスタンダード口座は「STP方式」を採用していて、これは海外FXで最も一般的な方式。
STP方式とは、FXブローカーが複数のリクイディティープロバイダー(銀行や金融機関など)から最も有利なレートを引き出し、そこへスプレッドを上乗せ(マークアップ)してトレーダーへ提供する取引形態です。スプレッド分が業者側の利益となるため、ECN方式のような取引手数料は発生しません。
トレーダーとマーケット間に業者が介在するという点では、DD(ディーリングデスク)方式の国内業者に似ている印象を受けますが、STP方式ではディーラーの裁量は入っておらず、全ての注文がシステムによって処理されるので、れっきとしたNDD(ノンディーリングデスク)方式のひとつです。
また、トレーダーと業者間で利益が相反することもないため、ストップ狩りやトレーダーにとって不利な値滑りは起こりづらいといえます。
ECN方式:マーケット直結でクリーンな方式
AXIORYのナノスプレッド口座とテラ口座は「ECN方式」を採用しています。
ECN方式とは、銀行やリクイディティプロバイダーなどが参加する取引ネットワーク = ECNへ直接注文が流れる取引形態のことで、世界中の売買が自動的にマッチングされる仕組みです。ECNもSTPもディーラーの裁量が介在しないNDD方式の括りになりますが、ECNのほうが本質に近く透明性の高い取引形態といえるでしょう。
また、「どの価格にどれほどの注文が集まっているか」を視認できる取引板は、マーケット直結のECN方式ならではの機能です。チャート情報に加え板情報という判断材料が増えるのは大きなアドバンテージとなるでしょう。
ECN口座のレートには業者の利益となるスプレッドが上乗せされていないので、いわば生のレートが提供されます。(インターバンクでのスプレッドは発生するので、完全にスプレッドが消えるわけではありません)
スプレッドの代わりとして設けられているのが「取引手数料」で、ECN口座の実質スプレッドは極小スプレッドと取引手数料を合算したものになります。
注意:MT4ナノスプレッド口座では取引板が見れない
AXIORYではMetaTrader 4(MT4)とcTraderという2つの取引プラットフォームを提供しており、いずれもスタンダード口座とナノスプレッド口座に対応していますが、MT4のナノスプレッド口座は純粋なECNではないことに注意しましょう。
というのも、STP方式を想定して作られたMT4には取引板が備わっておらず、ECNの醍醐味ともいえる板情報が得られないのです。
取引板が備わったcTraderを使ってこそECNの恩恵を享受できるで、ECN目当てでAXIORYを使い始める方にはcTraderのナノスプレッド口座を強くおすすめします。
スプレッドと手数料について
スタンダード口座は標準スプレッドで手数料無し
スタンダード口座はSTP方式のため、取引に掛かるコストはスプレッドのみで、取引コスト = スプレッドとなります。
ナノ・テラ口座は極小スプレッド+6ドルの手数料
ナノスプレッド口座とテラ口座はECN方式ですので、極めて狭いスプレッド(インターバンクスプレッド)に加え注文時と決済時に取引手数料が発生します。
取引手数料の額は1ロット = 10万通貨の取引あたり往復6米ドル(注文と決済で3ドルずつ)で、往復7ドルのTitan FX Blade口座や往復10ドルのXM Zero口座よりも割安ですが、往復5ドルを誇るTradeview ForexのECN口座には一歩及びません。
往復6ドルの手数料は約0.6pips分のスプレッドに相当し、EURUSDやUSDJPYならスプ0.2pips + 手数料0.6pips = 約0.8pipsが実質スプレッド、GBPUSDならスプ0.5pips + 手数料0.6pips = 約1.1pipsが実質スプレッドとなるわけです。
スタンダード口座とナノ・テラ口座のスプレッドを他業者と比較
実際のスプレッドはどうなのか?スタンダード口座の平均スプレッド、ナノスプレッド口座の平均・実質スプレッドを実際に測定し、XMTradingのスタンダード口座とTradeview ForexのcTrader ECN口座と比較してみました。
AXIORY スタンダード | AXIORY ナノ/テラ | XMTrading スタンダード | Tradeview cTrader口座 | |
---|---|---|---|---|
EUR/USD ユーロ/ドル | 平均1.2pips | 平均0.2pips (実質0.8pips) | 平均1.6pips | 平均0.3pips (実質0.8pips) |
GBP/USD ポンド/ドル | 平均1.4pips | 平均0.5pips (実質1.1pips) | 平均2.1pips | 平均0.5pips (実質1.0pips) |
USD/JPY ドル/円 | 平均1.2pips | 平均0.2pips (実質0.8pips) | 平均1.6pips | 平均0.2pips (実質0.7pips) |
USD/CAD ドル/加ドル | 平均1.6pips | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均2.1pips | 平均0.6pips (実質1.1pips) |
USD/CHF ドル/フラン | 平均1.7pips | 平均0.5pips (実質1.1pips) | 平均2.3pips | 平均0.6pips (実質1.1pips) |
EUR/JPY ユーロ/円 | 平均1.4pips | 平均0.4pips (実質1.0pips) | 平均2.5pips | 平均0.5pips (実質1.0pips) |
GBP/JPY ポンド/円 | 平均1.7pips | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均3.3pips | 平均1.1pips (実質1.6pips) |
EUR/GBP ユーロ/ポンド | 平均1.3pips | 平均0.6pips (実質1.2pips) | 平均2.0pips | 平均0.5pips (実質1.0pips) |
AUD/USD 豪ドル/ドル | 平均1.5pips | 平均0.3pips (実質0.9pips) | 平均1.9pips | 平均0.3pips (実質0.8pips) |
AUD/JPY 豪ドル/円 | 平均1.8pips | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均3.3pips | 平均0.8pips (実質1.3pips) |
NZD/USD NZドル/ドル | 平均1.8pips | 平均0.7pips (実質1.3pips) | 平均2.9pips | 平均0.5pips (実質1.0pips) |
NZD/JPY NZドル/円 | 平均2.0pips | 平均0.8pips (実質1.4pips) | 平均5.0pips | 平均1.0pips (実質1.5pips) |
XAU/USD 金/ドル | 平均2.8pips | 平均0.8pips (実質1.4pips) | 平均3.5pips | 平均1.3pips (実質1.8pips) |
ナノ・テラ口座はスプレッドが狭くならない銘柄がある
ナノスプレッド口座とテラ口座を選んだからといって、すべての銘柄のスプレッドが狭くなるわけではありません。
スプレッドが狭くなるのは、FX通貨ペア・金・銀・株式指数のみ。
パラジウム・プラチナ・個別株・原油は、どの口座も同じスプレッドで、取引手数料は発生しません。
結論:おすすめはcTraderのナノスプレッド口座

AXIORYで口座を作るなら、ずばりcTraderのナノスプレッド口座を選ぶべきでしょう。最大400倍というハイレバレッジ、なおかつクリーンなECN環境で、スキャルピングやデイトレードとの相性は抜群です。
スプレッドとは別に手数料が発生するとはいえ、スプレッドそのものが極小なため取引コストはナノスプレッドのほうが安上がりで、取引できる銘柄の数もスタンダード口座と同じです。スワップポイントもスタンダード口座と全く変わらず、コストが安いからといって不利になることは一切ありません。
MT4のEAやインジケータをどうしても使いたいならMT4のナノスプレッド口座という選択肢もありますが、先述したとおりMT4で純粋なECN環境は得られないため、できればcTraderを選びたいところ。
追加口座を作って使い分けるも良し
AXIORYでは、同一名義で(初めの口座含め)9つまで取引口座を持てます。初めに作った口座をずっと使い続けなければならない、という訳ではないのでご安心ください。
「スタンダード口座を使い始めたけど、ナノ口座も気になる」「銘柄やトレードスタイルによってスタンダード口座とナノ口座を使い分けたい」など、スタンダード口座とナノスプレッド口座を併用したい方は追加口座を作ってみましょう。
MyAxioryの「アカウントを追加する」ボタンから簡単に作ることができます。
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