AXIORYスタンダード口座とナノスプレッド口座の違いと選び方を解説

海外FXブローカーの「AXIORY」(アキシオリー)では、「スタンダード口座」「ナノスプレッド口座」という異なる2種類の取引口座を用意しています。この記事では両口座の特徴や違い、スプレッドや取引コストの差を詳しくまとめましたので、口座選びの際の参考にしていただければ幸いです。

  • 業界最安級のスプレッド・取引コスト
  • クリーンなNDD方式
  • 新時代の取引ツール「cTrader」対応
  • 全額信託保全
  • 国内銀行振込・出金OK

スタンダード口座 vs ナノスプレッド口座 比較表

口座タイプ スタンダード口座 ナノスプレッド口座
プラットフォーム MT4 cTrader MT4 cTrader
口座の方式 STP方式 ECN方式
1lotの価値 10万通貨
最小ロット 0.01(1,000通貨)
最大ロット 1,000(1億通貨)
レバレッジ 口座残高10万ドル未満:1倍~400倍
口座残高10万~20万ドル:1倍~300倍
口座残高20万ドル以上:1倍~200倍
スプレッド 標準的 狭い
手数料 無し 往復6ドル(0.6pips相当)
注文板の利用 不可 不可 不可
取扱銘柄 61種の通貨ペア、10種の株式指数CFD、4種の貴金属CFD、2種の原油CFD
追証 無し
ゼロカット あり
ロスカット水準 20%以下
最低入金額 200ドル (20,000円)
信託保全 ユニオン銀行(Union Bank AG)での全額信託保全
ボーナス 無し

STP方式のスタンダード口座、ECN方式のナノ口座

スタンダード口座とナノスプレッド口座は取引形態そのものから異なり、スタンダード口座はSTP(Straight Through Processing)方式を、ナノスプレッド口座はECN(Electronic Communications Network)方式を採用しています。

STP方式もECN方式もディーラーの裁量が入らないNDD(ノンディーリングデスク)方式に分類されますが、処理方法には大きな違いがありますので、それぞれの特徴をみていきましょう。

海外FXで一般的なSTP方式

AXIORYのスタンダード口座は「STP方式」を採用していて、これは海外FXで最も一般的な方式。

STP方式とは、FXブローカーが複数のリクイディティープロバイダー(銀行や金融機関など)から最も有利なレートを引き出し、そこへスプレッドを上乗せ(マークアップ)してトレーダーへ提供する取引形態です。スプレッド分が業者側の利益となるため、ECN方式のような取引手数料は発生しません。

トレーダーとマーケット間に業者が介在するという点では、DD(ディーリングデスク)方式の国内業者に似ている印象を受けますが、STP方式ではディーラーの裁量は入っておらず、全ての注文がシステムによって処理されるので、れっきとしたNDD(ノンディーリングデスク)方式のひとつです。

また、トレーダーと業者間で利益が相反することもないため、ストップ狩りやトレーダーにとって不利な値滑りは起こりづらいといえます。

マーケット直結でクリーンなECN方式

AXIORYのナノスプレッド口座は「ECN方式」を採用しています。

ECN方式とは、銀行やリクイディティプロバイダーなどが参加する取引ネットワーク = ECNへ直接注文が流れる取引形態のことで、世界中の売買が自動的にマッチングされる仕組みです。ECNもSTPもディーラーの裁量が介在しないNDD方式の括りになりますが、ECNのほうが本質に近く透明性の高い取引形態といえるでしょう。

また、「どの価格にどれほどの注文が集まっているか」を視認できる取引板は、マーケット直結のECN方式ならではの機能です。チャート情報に加え板情報という判断材料が増えるのは大きなアドバンテージとなるでしょう。

ECN口座のレートには業者の利益となるスプレッドが上乗せされていないので、いわば生のレートが提供されます。(インターバンクでのスプレッドは発生するので、完全にスプレッドが消えるわけではありません)

スプレッドの代わりとして設けられているのが「取引手数料」で、ECN口座の実質スプレッドは極小スプレッドと取引手数料を合算したものになります。

注意:MT4ナノスプレッド口座では取引板が見れない

AXIORYではMetaTrader 4(MT4)とcTraderという2つの取引プラットフォームを提供しており、いずれもスタンダード口座とナノスプレッド口座に対応していますが、MT4のナノスプレッド口座は純粋なECNではないことに注意しましょう。というのも、STP方式を想定して作られたMT4には取引板が備わっておらず、ECNの醍醐味ともいえる板情報が得られないのです。

取引板が備わったcTraderを使ってこそECNの恩恵を享受できるで、ECN目当てでAXIORYを使い始める方にはcTraderのナノスプレッド口座を強くおすすめします。

スプレッドと手数料について

スタンダード口座は標準スプレッドで手数料無し

スタンダード口座はSTP方式のため、取引に掛かるコストはスプレッドのみで、取引コスト = スプレッドとなります。

ナノスプレッド口座は極小スプレッド+6ドルの手数料

一方のナノスプレッド口座はECN方式ですので、極めて狭いスプレッド(インターバンクスプレッド)に加え注文時と決済時に取引手数料が発生します。

ナノスプレッド口座の取引手数料の額は1ロット = 10万通貨の取引あたり往復6米ドル(注文と決済で3ドルずつ)で、往復7ドルのTitan FX Blade口座や往復10ドルのXM Zero口座よりも割安ですが、往復5ドルを誇るTradeview ForexのECN口座には一歩及びません。

往復6ドルの手数料は約0.6pips分のスプレッドに相当し、EURUSDやUSDJPYならスプ0.2pips + 手数料0.6pips = 約0.8pipsが実質スプレッドGBPUSDならスプ0.5pips + 手数料0.6pips = 約1.1pipsが実質スプレッドとなるわけです。

スタンダード口座とナノ口座のスプレッドを他業者と比較

実際のスプレッドはどうなのか?スタンダード口座の平均スプレッド、ナノスプレッド口座の平均・実質スプレッドを実際に測定し、XMTradingのスタンダード口座とTradeview ForexcTrader ECN口座と比較してみました。

AXIORY XMTrading Tradeview
スタンダード ナノスプレッド スタンダード cTrader口座
EUR/USD
ユーロ/ドル
平均1.2pips 平均0.2pips
(実質0.8pips)
平均1.6pips 平均0.3pips
(実質0.8pips)
GBP/USD
ポンド/ドル
平均1.4pips 平均0.5pips
(実質1.1pips)
平均2.1pips 平均0.5pips
(実質1.0pips)
USD/JPY
ドル/円
平均1.2pips 平均0.2pips
(実質0.8pips)
平均1.6pips 平均0.2pips
(実質0.7pips)
USD/CAD
ドル/加ドル
平均1.6pips 平均0.7pips
(実質1.3pips)
平均2.1pips 平均0.6pips
(実質1.1pips)
USD/CHF
ドル/フラン
平均1.7pips 平均0.5pips
(実質1.1pips)
平均2.3pips 平均0.6pips
(実質1.1pips)
EUR/JPY
ユーロ/円
平均1.4pips 平均0.4pips
(実質1.0pips)
平均2.5pips 平均0.5pips
(実質1.0pips)
GBP/JPY
ポンド/円
平均1.7pips 平均0.7pips
(実質1.3pips)
平均3.3pips 平均1.1pips
(実質1.6pips)
EUR/GBP
ユーロ/ポンド
平均1.3pips 平均0.6pips
(実質1.2pips)
平均2.0pips 平均0.5pips
(実質1.0pips)
AUD/USD
豪ドル/ドル
平均1.5pips 平均0.3pips
(実質0.9pips)
平均1.9pips 平均0.3pips
(実質0.8pips)
AUD/JPY
豪ドル/円
平均1.8pips 平均0.7pips
(実質1.3pips)
平均3.3pips 平均0.8pips
(実質1.3pips)
NZD/USD
NZドル/ドル
平均1.8pips 平均0.7pips
(実質1.3pips)
平均2.9pips 平均0.5pips
(実質1.0pips)
NZD/JPY
NZドル/円
平均2.0pips 平均0.8pips
(実質1.4pips)
平均5.0pips 平均1.0pips
(実質1.5pips)
XAU/USD
ゴールド/ドル
平均2.8pips 平均0.8pips
(実質1.4pips)
平均3.5pips 平均1.3pips
(実質1.8pips)

貴金属CFDの一部、株式CFD、原油CFDのスプレッドは両口座共通

XPD/USD(パラジウム/ドル)とXPT/USD(プラチナ/ドル)の貴金属CFD2銘柄、全ての株式指数CFD、それから全ての原油CFDは両口座とも同じスプレッドが配信され、ナノスプレッド口座に関しては手数料無しとなります。

ナノスプレッドの恩恵を受けられるのはFX通貨ペアとXAU/USD(ゴールド/ドル)とXAU/USD(シルバー/ドル)のみです。

結論:おすすめはcTraderのナノスプレッド口座

AXIORYで口座を作るなら、ずばりcTraderのナノスプレッド口座を選ぶべきでしょう。最大400倍というハイレバレッジ、なおかつクリーンなECN環境で、スキャルピングやデイトレードとの相性は抜群です。

スプレッドとは別に手数料が発生するとはいえ、スプレッドそのものが極小なため取引コストはナノスプレッドのほうが安上がりで、取引できる銘柄の数もスタンダード口座と同じです。スワップポイントもスタンダード口座と全く変わらず、コストが安いからといって不利になることは一切ありません。

MT4のEAやインジケータをどうしても使いたいならMT4のナノスプレッド口座という選択肢もありますが、先述したとおりMT4で純粋なECN環境は得られないため、できればcTraderを選びたいところ。

  • 業界最安級のスプレッド・取引コスト
  • クリーンなNDD方式
  • 新時代の取引ツール「cTrader」対応
  • 全額信託保全
  • 国内銀行振込・出金OK

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追加口座を作って使い分けるも良し

AXIORYでは、同一名義で(初めの口座含め)9つまで取引口座を持てます。初めに作った口座をずっと使い続けなければならない、という訳ではないのでご安心ください。

「スタンダード口座を使い始めたけど、ナノ口座も気になる」「銘柄やトレードスタイルによってスタンダード口座とナノ口座を使い分けたい」など、スタンダード口座とナノスプレッド口座を併用したい方は追加口座を作ってみましょう。MyAxioryの「アカウントを追加する」ボタンから簡単に作ることができます。